Partridge in a Pear Tree

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wさん (90jgv3sq)2025/4/18 02:51 (No.1426404)削除
遅くなりました、2025年1月~3月に劇場で見た映画

4月になりました。もう半分過ぎました。どこから書き始めたらという感じですが。。。
桜は4月に入ってようやくどこも満開となりましたが、先週末の雨と風の影響で一気に散っていまい、今週はもう葉桜の様相になってしまいました。少し残念な春です。
一昨年と昨年に続いて、今年のセンバツも決勝を甲子園で現地観戦しましたが、横浜のVを生で見たのは初めてかも。3年連続して決勝で関東勢が近畿勢を下すの図。でもあそこまで和智弁がコテンパンにやられてしまうとは想像しませんでした。
春のG1戦線も開幕し、4週連続で阪神競馬場にて現地観戦。全体的に荒れ模様の今年はG1でも一番人気馬の苦戦が続いてますが、その割には配当的に大人しい決着続き。高松宮記念も大阪杯も桜花賞も想定内の結果に収まりました。次の皐月賞のクロワデュノールはかなり強いと思われますが、ジョバンニ、ファウストラーゼン、マスカレードボール、ピコチャンブラック、マジックサンズとホープフルSで敗れた組のリベンジもありそうです。
ほとんど語らなかった冬ドラマですが日曜の「御上先生」と「ホットスポット」が最後まで他を引き離した観。当初期待した「クジャクのダンス、誰が見た」は「アイシー」と同様に思てたんと違う幕切れとなり、同じ金沢知樹脚本なら「東京サラダボール」が良かったです。他の収穫は「119エマージェンシーコール」「まどか26歳、研修医やってます」「日本一の最低男」「レッドブルー」「アポロの歌」「法廷のドラゴン」など。
で「おむすび」ですが、阪神淡路大震災30年を強く意識したドラマであることや、ナベベ渡辺の再起への後押しに、あの震災時のおむすびを提供してくれたご婦人との交流が続いていたことが明かされた最終回とか美点はいくつかあるものの、序盤の農業・書道・野球・ギャルといった各要素の噛み合わなさが最後まで挽回されなかった印象が残ったり、あと登場人物がみんな隠し事をする/事前連絡なしで突然会いに来る人ばかりで人物造形が雑すぎる感じを受けるなど、かなり残念な面もあったのも否めません。とはいえ紅白にB'zを引きずり出した点だけを誉められるのはあまりに不憫。
そして「あんぱん」は松嶋菜々子が、「べらぼう」は生田斗真が恐ろしい。。。

ということで、1月~3月に劇場で見た映画の星取り表を。

◎1月
私にふさわしいホテル ★★★☆
グランメゾン・パリ ★★★
劇映画 孤独のグルメ ★★★☆
アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方 ★★★★
敵 ★★★★
どうすればよかったか? ★★★★☆

◎2月
ザ・ルーム・ネクスト・ドア ★★★★
リアル・ペイン ~心の旅~ ★★★★☆
ファーストキス 1ST KISS ★★★★
ヒプノシス レコードジャケットの美学 ★★★★☆
野生の島のロズ ★★★★
聖なるイチジクの種 ★★★★☆
キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド ★★★★
愛を耕すひと ★★★★☆
セプテンバー5 ★★★★
あの歌を憶えている ★★★☆
ブルータリスト ★★★★★

◎3月
ANORA アノーラ ★★★★
トワイライト·ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 ★★★★★
ノー・アザー・ランド 故郷は他にない ★★★★★
名もなき者/A COMPLETELY UNKNOWN ★★★★★
TATAMI ★★★★
ウィキッド ふたりの魔女 ★★★★☆
FLOW ★★★★☆
教皇選挙 ★★★★★
エミリア・ペレス ★★★★
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wさん (90jgv3sq)2025/5/30 02:47削除
長いブランクとなりましたが、GWの後に疲労と風邪で倒れてしました。というのも、このひと月ちょいでいろいろ行っていたせいでして。
姫路城の春の特別公開で小天守を初めて覗いたほか、4年前中止となった竹内まりや大阪城ホール公演のリベンジ観覧、神戸須磨シーワールドの半年ぶり2回目の訪問、淀の京都競馬場で天皇賞(春)の3年連続現地観戦(今年は竹内涼真がプレゼンター)、おまけに大阪関西万博にも行って朝から晩まで粘って11パビリオンを回りました。20年前の愛・地球博よりたっぷり見られましたけど、さすがに疲れました。

競馬は、香港でリバティアイランドがレース骨折からの安楽死となる悲劇があったり、JRA 平地G1での単勝一番人気馬の勝率が低かったり、去年のG1馬が年明けから次々と負けたり、全体的に不穏な空気が漂ってます。今年のJRA 平地G1の9レース中6つまでを短期免許の外国人騎手が勝ちまくっているのも極めて異例。今週のダービーもクロワデュノールの独壇場とはならない雰囲気がしますが、ミュージアムマイルやマスカレードボールで逆転できるかどうか。他に自分が注目しているのはジョバンニ、エリキング、ファイアンクランツ辺り。期待して見守ります。

音楽CD話を全然していないですね。今年もまたポルトガル語圏の音楽付いていますが、とりわけ半年以上待ってようやく入手できたCD、ベルナルド・コウト『Bernardo Couto』が本当に素晴らしく、鮮やかに煌めくギターラの調べに心が洗われ、毎日聞いても飽きないというぐらい一日中聞いていました。若い男性ギタリストのアンジェロ・フレイレ『Ângelo Freire』は歌物ファドでこちらも楽しく愛聴しています。また最近出たカーボベルデのナンシー・ヴィエイラとブラジルのフレッヂ・マルチンスの共演作『Esperança』も耳に優しく慰められます。お隣のカタルーニャの才女メリチェイ・ネッデルマンが数年前に出してた2作目(聞き逃してた)『Suelta』も前作よりもポップながらも才気走っていて○。他にはコーギスの『UN United Nations BLUE』『同 RED』の2作とスパークスの最新作『MAD!』はいずれも健在を伝える快作。どうかいつまでもお元気で。メジャーどころでは星野源『GEN』はなかなか渋くて、キリンジだと『Fine』『For Beautiful Human Life』の頃を彷彿させる洗練を感じます。旧作ではKevin Ayers & Ollie Halsall, Brian Auger & Julie Driscoll, Richard Thompson, Dr. John, Bonnie Raitt, James Taylorなどを聴きまくってました。

ドラマについては、まず大河「べらぼう」は相変わらず心憎い語り口で、平賀源内亡き今、完全に繋がりが切れた筈の吉原話と幕府話が並走するようにリンクしているのが面白いですね。往来物の出版と田沼のお国入り、蔦重のたくらみと治済の暗躍、等々。朝ドラ「あんぱん」は全体の1/3時点にして戦争の影が濃くなるという「エール」「ブギウギ」よりは足早な流れ、そして「カーネーション」「虎に翼」と同様に男たちからどんどんこの世から消えていく流れ。近々迫るであろう、柳井家の兄弟が夫々戦場に行く時こそが転機となりそう。他では「凪のお暇」に通じる良さを感じた「しあわせは食べて寝て待て」が終わってしまい、去年BSですでに見た「エンジェルフライト」を除くと、残りの民放ドラマ全般が落ち込んでいるようにみえるというか、毎回楽しみにしているのは「続続最後から」と「対岸の火事」ぐらいですね。「キャスター」「イグナイト」「恋は闇」の毎回ハチャメチャドラマの落としどころも気にはなっていますが。

映画は2月並みに話題作が集中しすぎて、今月だけで鑑賞済作品が10作を超えてしまい、語れる余力が現在不足しています。が「サブスタンス」の扇風機おばさんx喪黒福造xクローネンバーグを掛け合わせた露悪趣味てんこ盛りに、最近の「ベイビーガール」+「ミッキー17」の切っ先鋭い批評性を重ねたような容赦なさには清々しいとまで感じました。あと、見逃していた2本の実話ベース音楽映画の「ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた」と「ボサノヴァ 撃たれたピアニスト」はどうにか見られて良かったです。いずれも考えさせられる事がありました。
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ぱとさん (9fpvrpuh)2025/2/14 09:50 (No.1388593)削除
気がつけば2月になっていました。wさん、あけましておめでとうございます!
花園の高校ラグビー全国大会も終了し、双子(義姉の孫たち)の出場した東福岡高校はベスト8という結果でした。
年末年始は現地に応援に来ていた義姉たちを迎え、1月中旬には義妹の家(草加市)の法事で再合流し、気ぜわしい1月もようやく終わりいつのまにか梅の季節になりました。
義妹の家のお墓はいまたいへんなことになっている八潮の現場の交差点の先にあり、陥没事故の一週間前に通ったばかりでした。
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wさん (90jgv3sq)2025/2/20 23:58削除
ぱとさん、2月も終盤ですが、今年もよろしくお願いします。
自分の住まい周辺もとうとう連日雪が降ったり止んだりという有様で、春近しとは言え、なかなかの寒波です。
今月の法事で東上した際も天候も心配しましたがどうにか持ちました。
親族一同に再会できるのは嬉しいですが、施主としては色々やり繰りし通しで、ひと段落してほっと肩の荷が下りました。
高校ラグビーは最近は野球やサッカーでは名を聞かなくなった神奈川桐蔭学園がずっと強くて驚いてます。
八潮の事故のご近所とは危なかったですね。いつどこで同じようなこと起きるかと心配です。

先週はプレオープンということでリニューアルした阪神競馬場に行ってきました。
中は半分ぐらいしか開場していなかったけど、入場門やパドック、フードコートなどが一新されていて好感触。
意外と客層のほとんどが家族連れで、ベビーカーを手にする親御さんが目につきました
本馬場よりも、子供が乗れるミニ新幹線などがあるキッズガーデンゾーンの方が賑わってて、
結構馬券を買わず、公園でピクニックを楽しんでいる来場者の方が多いんじゃないかと思ったほどでした。

アカデミー賞ノミネート発表から4週間も経ってしまいました。候補作で去年公開されたのは「デューンPART2」ぐらいで
「グラディエーターII」も「フュリオサ」も「フォリ・ア・ドゥ」など殆どスルー。同じ続編でこれほどの明暗とは。
ほとんど未見なので予想は難しそうですが、作品賞候補では「ブルータリスト」「アノーラ」「教皇選挙」「エリミア・ペレス」
は面白そう。明日から公開の「ブルータリスト」はほぼ4時間上映なので覚悟が要るし、来週からの「名もなき者」と
「アノーラ」は2時間半近い等、見る時間の確保に難儀しそう。ただでさえ今月は話題作が多くて見逃しそうなものばかり。
ちなみに今月見れたのは「ファーストキス 1ST KISS」「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」「リアル・ペイン~心の旅~」
「ヒプノシス レコードジャケットの美学」「聖なるイチジクの種」など。感想は(またしても)追々。
特に「ヒプノシス」は大変に感慨深く、いろいろ書きたいことが湧いてくるので、別スレでも立てるかもです。

昨年度のキネマ旬報ベストテン発表から2週間も経ってしまいました。事前予想では洋画は◎関心領域〇オッペンハイマー
▲哀れなるものたち△ホールドオーバーズ、邦画は◎ナミビアの砂漠○夜明けのすべて▲悪は存在しない△ぼくのお日さま
でしたので上位勢はほぼ想定内。洋画の2位が「瞳をとじて」なのはベテラン敬重のキネ旬らしさと理解するものの、
5位の「ファースト・カウ」には驚きました。私これ一昨年の大晦日直前に見ましたよ。日本公開日を確認したらヴェンダースの
「Perfect Days」と同じ2023年12月22日。「Perfect Days」は2023年の邦画2位だった。ということから勘案するに
邦画と洋画では集計期間が違うのかな?いずれにせよ公開から1年以上も経っているのに評価されたというのは良かったです。
あとは洋画6位「ホールドオーバーズ」,同9位「夜の外側」が入り、ずっと軽視されていたと思われるアレキサンダー・ペインと
マルコ・ベロッキオが遂にベストテン入りしたのか、と思うと感慨深いです。ヨルゴス・ランティモスも今回が初めてですかね。

音楽は、先日亡くなったとこもあり、Marianne Faithfullを聴き直してます。はやり『Broken English』以降がメインですが、
初期も良いんですよね。一方で『Vagabond Ways』以降はあまり聞いてなかったのですけど、今振り返るとどの作品も素晴らしく充実
しています。とはいえ最も愛聴するのは『Strange Weather』と『Blazing Away』というのは変わりません。
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wさん (90jgv3sq)2025/2/28 23:56削除
明日から3月。阪神競馬場もリニューアルグラントオープンです。まずは現地に行ってきます。午後には三ノ宮でクレイジーケンバンドを見に行く予定です。いろいろ楽しみです。

> 明日から公開の「ブルータリスト」はほぼ4時間上映なので覚悟が要るし、

先週見てきてました(3連休の間に6本見ました、けどまだまだ見たいものを見逃しまくり)。予告からは「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」や「ター」みたいな感じかなあと予想しましたが、当たらずとも遠からず。インターミッションを含めて4時間超えでしたが、長いとは感じず、ただただ只管重厚。劇場プレゼントに"建築家ラースロー・トートの創造"という冊子が配られ、あれ?実在人物だったかな?と勘違いしそうになりましたが、劇中の描写から、特に後半の決定的な事件から、ああ違うなと確信。金獅子賞を取れなかったのが不思議なほどの出来栄えで、エイドリアン・ブロディも2度目のオスカーが手に届きそうな熱演。シャラメとの一騎討ちになりそうですけど。インターミッションとエンドロールは語り継がれるでしょうね。

「セプテンバー5」も凄かった。こういうジャーナリズム実録物は大概面白いでけど、米ABCのミュンヘンスポーツ局からの映像を全面使用しているので臨場感と逐次進行感が充満。一年ぐらい前のNHKの「アナザーストーリーズ」でも同じテーマが取り上げられてましたが、人質が全員助かったという誤報が流れた状況も描かれてて、見ていていたたまれなくなりました。

他に見られたのは「野生の島のロズ」「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」「愛を耕すひと」「あの歌を憶えている」も見ましたが、感想を書ける余力なく、追々。この分だと「ノー・アザー・ランド」を始め「トワイライト・ウォリアーズ」「ドリーミング・ワイルド」「ハイパーボリア人」「ゆきてかへらぬ」などは見逃しの積み残しで終わりそう。。。

> 来週からの「名もなき者」と「アノーラ」は2時間半近い等、見る時間の確保に難儀しそう。

今日から始まりましたが見る時間が捻出できない。。。「TATAMI」も「シンパシー・フォー・ザ・デビル」もあるし、時間が足らん~。
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wさん (90jgv3sq)2025/3/6 03:31削除
> 明日から3月。阪神競馬場もリニューアルグラントオープンです。まずは現地に行ってきます。

久しぶりの阪神競馬でしたが、準メイン前に移動のため退場したので満喫しきれたとは言い切れず。プレゼンター来場した佐々木蔵之介も見れず。しかし前日発売で購入した(今年から日曜に移行した)チューリップ賞が、最後の河内調教師&武豊のコンビとなったウォーターガーベラの2着激走のお陰で高配当。兄ウォーターリヒトが3週前の東京新聞杯でゴール前強襲で勝利した際も的中するなど、このウォーター兄妹には馬券的に助けられました。来週から転厩ですがこれからも頑張っていただきたい。

> 午後には三ノ宮でクレイジーケンバンドを見に行く予定です。いろいろ楽しみです。

クレイジーケンバンド「火星ツアー」千秋楽でした。去年は「世界ツアー」京都公演に遠征したので2年連続、通算で5~6度目だけど前回鑑賞がかなり久々だったので若々しさに依然驚きます。今回は『火星』から16分の11曲がかかったのものの「黄昏急行」が外されたのがちと残念だけど、その代わりに前年では無かった「けむり」「混沌料理」「香港グランプリ」「コロ」「VIVA女性」などが聴けたのも大変嬉しかったです。2回ほどやり直しが発生し、最初の方のお詫びで矢沢永吉「チャイナタウン」をサプライズ披露してくれたのも痺れました。年内に次にツアーを開始するそうですが、いつまでもお元気で。

>> 来週からの「名もなき者」と「アノーラ」は2時間半近い等、見る時間の確保に難儀しそう。
> 今日から始まりましたが見る時間が捻出できない。。。

アカデミー賞の前になんとか「アノーラ」は見れました。近年のアカデミー賞はR指定作品でも平気で受賞してますが、それでも前半のヌード三昧の性行為三昧には、これが受賞したらエライことかなは思いました。が、中盤の電撃挙式以降モードチェンジしてからは、ショーン・ベイカー恒例のぐだぐだなコメディ様相となり、どうしても調子に乗っている奴が痛い目に合うことを避けさせない、この人ならではの厳しい展開となってからは目を見張りました。センチメンタルなラストシーンには、去年はカンヌもベネチアも雪で終わる映画が最高賞だったなと少ししんみり。

そんな「アノーラ」がアカデミー賞を圧勝。「エブエブ」が圧勝した2年前を思い出す勢い。「ブルータリスト」もいい勝負かなと思ったけれど、編集賞と美術賞を落とした時点で脈無い予感がしました。それにしても最初に見たショーン・ベイカー作品の「タンジェリン」は確かiPhoneで撮影した映画だったので、その時点では後にアカデミー賞の作品賞と監督賞を取る人になるとは想像できませんでした。ダニエルズの「スイス・アーミー・マン」を見た時も同じくでしたが。今回及ばなかった「教皇選挙」「エリミア・ペレス」「サブスタンス」「アイム・スティル・ヒア」など評判が良いので期待します。「名もなき者」も早く見なくては。
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wさん (90jgv3sq)2025/3/27 23:59削除
3月終盤です。先週のお彼岸の入りの際には相当寒くて、暑さ寒さも彼岸までという言葉も昔の話なのかと思ったのですけど、彼岸を過ぎたら急激に暑くなってきました。まだ仁川の桜はまだ蕾もなくて、開化はまだだいぶ先の感じですけど。

センバツも準決勝と決勝を残すだけというところですが、先週平日に甲子園に行って智弁和歌山とかを見てきました。平日は空いてて観覧には最適でしたが、さすがに智弁和歌山の試合となると急に客が増えてきたのはさすが。まだ寒いせいかビールの売り子が少なかったような。今回は大阪桐蔭が出てこないので、横浜・東洋大姫路・早実・花巻東あたりを注目したけれど、横浜以外はみんな消えてしまいました。順当に横浜VS健大高崎の勝者が優勝かなと思いますが、過去2年と優勝未経験校Vとなったので、浦和実とか恐いかも。

今月の映画はアカデミー賞受賞作やノミネート作が続々公開。受賞作の「ノー・アザー・ランド」「ウィキッド」「FLOW」「教皇選挙」に無冠に終わった「名もなき者」などが矢継ぎ早に公開されて時間のやり繰りが大変。他にも「TATAMI」に、やっと見れた「トワイライト・ウォリアーズ」。アカデミー賞作品賞レース組では、授賞式後に見た「名もなき者」「ウィキッド」「教皇選挙」の方がより深く刺さりました。感想はまた。今週末もいろいろ控えているし、まだまだ大変だ。

音楽は、サザンと佐野元春の新作を差し置いて(まだ未聴)、もうじき新作が出ることもあってSparks熱が再燃。そして私の中では割と近いカテゴリーに括っているところのあるBe-Bop DexuleとRushなども一緒に。そしてCactus, Foghat, Nazareth, Ted Nugent, Riot, Triumphといった少し忘れ気味だった70s Hard Rock勢をなぜか今頃聴き直してます。
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wさん (90jgv3sq)2024/12/31 05:33 (No.1359997)削除
2024年10月~12月に見た映画&(後程)2024年ベスト

9日も前ですが有馬記念(当たったのは単勝と複勝)もM-1(バッテリィズとエバースの年と記憶)も海に眠るダイヤモンド(終盤は「こう来たか!」の連続)も終わってしまいました。競馬はホープフルS(ジョバンニは来年も応援)と東京大賞典(フォーエバーヤングの年でした)も終わって今年は終了。残すところはまだ終わってない片付けと紅白を見るだけです。あっという間の一年でした。

ということで、10月~12月に劇場で見た映画の星取り表を。

◎10月
憐れみの3章 ★★★★☆
ビートルジュース ビートルジュース(吹替) ★★★★☆
シビル・ウォー アメリカ最後の日 ★★★★★
Chime ★★★★
HAPPYEND ★★★☆
ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ ★★★★
二つの季節しかない村 ★★★★
ジョイランド わたしの願い ★★★★★
ぼくが生きてる、ふたつの世界 ★★★★☆
まる ★★★☆

◎11月
トラップ ★★★★☆
十一人の賊軍 ★★★★
ヴェノム:ザ・ラストダンス ★★★☆
ロボット・ドリームズ ★★★★★
ルート29 ★★★☆
グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声 ★★★★
チネチッタで会いましょう ★★★☆
2度目のはなればなれ ★★★★☆
ドリーム・シナリオ ★★★★★

◎12月
正体 ★★★☆
はたらく細胞 ★★★★
太陽と桃の歌 ★★★★☆
クラブゼロ ★★★★
本心 ★★★★☆
クレイヴン・ザ・ハンター ★★★★

年末恒例の10傑は後ほど。
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wさん (90jgv3sq)2024/12/31 23:03削除
では、今年も紅白を見ながら今年のベスト振り返りです。今回は氷川きよし、米津玄師、玉置浩二といった目玉(←全部特別枠扱い)が後半に集中していて書き始め次点ではもう一つ盛り上がれてません(20時時点)、そもそもPerfumeが出て来ないというのがねー。なんでだ。

・CD
Meshell Ndegeocello / No More Water: The Gospel Of James Baldwin
Geordie Greep / The New Sound
すずめのティアーズ / Sparrow's Arrows Fly so High
米津玄師 / Lost Corner
Arooj Aftab / Night Reign
Abdullah Ibrahim / 3
Michelle / Songs About You Specifically
Perfume / ネビュラロマンス 前篇
クレイジーケンバンド / 火星
Carminho / Portuguesa

昨年の前作も素晴らしかったミシェル・ンデゲオチェロ、Black Midiよりも幅広くなり底知れなさを感じたジョーディー・グリープ、今年初めて知って目から鱗が落ちたすずめのティアーズはどれをとっても今年を代表するアルバム。「虎に翼」「ラストマイル」の年にリリースしてくれた米津玄師も忘れられません。そして今年はファドを始め久しぶりに様々な音楽を思い出し、振り返った年でした。次点はBrittany Howard、Nancy Vieira、Milton Nascimento & Esperanza Spalding、Kamasi Washington、Julian Lageなど。ベテラン勢ではCrowded House、The Cure、Fairground Attraction、David Gilmourなどに再会できて良かったです。

・映画
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
ロボット・ドリームズ
哀れなるものたち
オッペンハイマー
関心領域
マッドマックス:フュリオサ
シビル・ウォー アメリカ最後の日
人間の境界
夜の外側 イタリアを震撼させた55日間
密輸1970

今年のアカデミー賞候補組が上位を占める結果ですが、切っ先鋭い社会派作品が並ぶ中、不意討ちみたいに胸を打たれる結末を思い出すたびに涙ぐんでしまう「ホールドオーバーズ」と「ロボット・ドリームズ」を今年の思い出として覚えておきたいというのが今の心境です。「フュリオサ」「シビル・ウォー」「密輸1970」はエンタメ作品の最先頭といったところで、ここまでやらないと時代を勝ち抜けないのかと震撼。次点は「ヒットマン」「ツイスターズ」「ドリーム・シナリオ」「ジョイランド わたしの願い」「12日の殺人」「落下の解剖学」など。邦画は「ラストマイル」「ゴールド・ボーイ」「夜明けのすべて」「あんのこと」「ナミビアの砂漠」「侍タイムスリッパー」「ぼくが生きてる、ふたつの世界」などなど、かなり良作が多かったです。

・連続TVドラマ
虎に翼
海に眠るダイヤモンド
光る君へ
燕は帰ってこない
アンメット
ブギウギ
ライオンの隠れ家
不適切にもほどがある!
3000万
西園寺さんは家事をしない

今年もNHKが半分を占めるという圧勝状態。これでも「かぞかぞ」は去年既に見たので除外した上での結果です。しばらくこの傾向は続きそう。方や民放はTBSとカンテレが抜きん出た感じですけど、他局も面白いドラマは作ってますし頑張ってほしい。ただちょっと深夜ドラマは粗製乱造が祟っていて荒い作品が多いです。次点はNHKは「宙わたる教室」「VRおじさんの初恋」「舟を編む」「団地のふたり」「パーセント」、民放は「新宿野戦病院」「全領域異常解決室」「民王R」「季節のない街」「ベイビーわるきゅーれエブリデイ!」「滅相も無い」、単発では「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」「終りに見た街」など。

後半にCreepy Nuts、B'z、そして三山ひろしのけん玉成功でようやく盛り上がってきました。もうすぐ米津玄師。さよーならの踊りが見られそう。そして石川さゆりは今年はやはり「能登半島」で、遂に「津軽」⇔「天城」の単振動状態から脱出です。

ではまた。よいお年を。
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wさん (90jgv3sq)2025/1/31 23:16削除
明けましておめでとうございます!でも1月ももう終わりです。
今年、年男で還暦となります。更に本厄なので今年も正月から七福神や厄神さんなどを回って厄除祈願に奔走しました。近々、親の法事もあったりと大忙し。気を引き締めて参ります。

一年前もそうでしたが、年明け早々憂鬱になるニュースばかり。訃報も次々。遂にザ・バンドが全員退場とは。「ラストワルツ」が自分が中一の頃だから47年前。そんなに経っていたんですね。時間の重みも実感します。
また個人的な事としては近所のレンタルDVD屋が潰れてしまい、家から半径10キロ内のレンタル屋が全て無くなりました。映画館はまだ踏ん張っているのに。飲食店も少しずつ無くなっていますが、一方でスーパーはどんどん増えていくばかりです。これが地方都市の現実というか、この先どうなっていくのでしょうか。

年明けの映画は「グランメゾン・パリ」と「映画 孤独のグルメ」という、奇遇にもパリロケから始まる美食邦画からスタート。モノクロながらも見るからに美味しそうだった「敵」での自炊料理も良さげでした。休館となった駿河台の山の上ホテルへのレクイエム感のあった「私にふさわしいホテル」、拡大公開のお陰で近所の映画館でも見ることができた「どうすればよかったか?」、あまりにもタイムリー過ぎる「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」など、少数精鋭ながらどれも面白く見ました。来月は一変して、アカデミー賞候補が大挙するので忙しくなりそう。

「べらぼう」は田沼時代、すなわち「剣客商売」や「居眠り磐音」の時代の大河は初めて?去年に続く文科系大河=血生臭さ押さえめですけど、森下佳子脚本を始め「大奥」スタッフが再集合なら期待せずには居られません。早速「お前さん、まるで人見てえなこと言ってるよ、忘八のくせに」とか「あいつ(蔦重)ごと、この吉原を丸抱えしてえのよ」とかの痺れるフレーズや、唐丸の贋作に平賀源内の捏造文書を重ねて提示したり、鱗形屋と西村屋の企みと田沼親子の企みを並列させるなどの心憎い展開が続出。出自不明の唐丸くんはやっぱり後の天才絵師になる道筋が確定したようですね。田沼と松平との遺恨の火種が早くも燻り(心くんもすっかり凛々しくなって…)、先々いろいろ楽しみです。
民放も「ホットスポット」「御上先生」「クジャクのダンス、誰が見た?」「問題物件」など期待できるドラマが多くて充実したクールとなりそう。311を経過して小休止感のある「おむすび」はようやく来週から新天地ですが、もう三分の一の残りでどこまで進むか、軽い気持ちで期待してます。
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返信2
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wさん (90jgv3sq)2024/10/24 02:12 (No.1309205)削除
遅まきながら、2024年7月~9月に劇場で見た映画

10月も下旬に入ってしまいました。この間に日本被団協ノーベル平和賞受賞、袴田巌氏無罪確定、ハマス最高指導者死亡、大山のぶ代・西田敏行・ピーコの逝去、大谷翔平ワールドシリーズ進出と目まぐるしいほどのビッグニュース続出。
先週辺りからようやく厳しい残暑から脱して半袖生活からも抜けられ、降雨頻度も大分増えてきましたが、このまま一気に寒くなるのか、また暑さがぶり返すのかというどっちつかずの状態です。あまり秋の穏やかな気候を長く楽しむのは今年も難しい予感がします。

今月は毎年恒例の出雲大社詣でを出雲駅伝当日に行ってしまい、ちょっとしんどいことになりました。先週は菊花賞に今年も現地観戦し、本命視したコスモキュランダは大凡走してしまったものの、アーバンシックとへデントールの馬連は辛うじて押さえていて命拾い。今週末は天皇賞ですが、ドウデュースとリバティアイランドの一騎討ちムードですが、何かが間に入りそうですね。

秋クールドラマは大体出揃ってきまして、やはり本命視される「海に眠るダイヤモンド」が悲劇の予感を漂わせつつ野木脚本がどこまで食い込んでくるかという興味が尽きず、「ライオンの隠れ家」「わたしの宝物」「嘘解きレトリック」「全領域異常解決室」「マイダイアリー」「民王R」「ベイビーわるきゅーれエブリデイ!」「3000万」「宙わたる教室」に前クールから続く「団地のふたり」と楽しみなものが多いです。既に悪評が飛び交う「おむすび」はスロースターターの根本ノンジ脚本ゆえ、まだまだ出し惜しみ部分があまりに多いのでしばらく静観。

今月の映画も話題作続々で拾いきれず、ここまで見たのは「ビートルジュース ビートルジュース」「憐みの3章」「シビル・ウォー」「Chime」「HAPPYEND」「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」など。「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」は今のドラマーシリーズが終わってから見たいと思ってますがその前に公開終わってしまうかな。

最後になりますが、7月~9月に劇場で見た映画の星取り表を。

◎7月
WALK UP ★★★☆
フェラーリ ★★★★
ルックバック ★★★★☆
HOW TO HAVE SEX ★★★☆
墓泥棒と失われた女神 ★★★★☆
デッドプール&ウルヴァリン ★★★★★

◎8月
密輸1970 ★★★★★
ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ ★★★☆
インサイド・ヘッド2 ★★★★
ツイスターズ ★★★★☆
夜の外側 イタリアを震撼させた55日間 ★★★★★
夏の終わりに願うこと ★★★★
ラストマイル ★★★★★
ソウルの春 ★★★★☆
箱男 ★★★☆

◎9月
愛に乱暴 ★★★☆
エイリアン:ロムルス ★★★★
ナミビアの砂漠 ★★★★☆
チャイコフスキーの妻 ★★★★
メイ・ディセンバー ゆれる真実 ★★★★
スオミの話をしよう ★★★
ぼくのお日さま ★★★☆
ヒットマン ★★★★★
侍タイムスリッパー ★★★★☆
Cloud クラウド ★★★★
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wさん (90jgv3sq)2024/11/9 02:38削除
11月に入り、毎年のことですが、私もまた一つ歳を取り還暦目前、PHは先日76, APもうすぐ71。頑張ってまいりましょう。ようやく寒くなってきましたが、関西はもみじは未だ色づき前。このままだと紅葉シーズンの前に冬になりそうです。(と、内外の選挙後の有様には頭痛がするので触れないように。。。)

月初めにスマスイから民営化&今年リニューアルオープンした神戸須磨シーワールドに行って参りましたが、昔の姿が思い出せないほどの変わり様に驚き。鴨川シーワールドと姉妹関係だからか、2頭のシャチのショーとその巨大水槽に隣接したレストランが目玉になってました。4階建ての水族館ゾーンはなんだかグッゲンハイム美術館の如く螺旋状に歩いて上から下へ行く構造でした。ただ全体的な順路や動線が解り難かったです(=同じく今年リニューアルオープンした神戸ポートタワーと同じ感想)。

> 今週末は天皇賞ですが、ドウデュースとリバティアイランドの一騎討ちムードですが、何かが間に入りそうですね。

天皇賞はドウデュースが4コーナーでほぼしんがりから直線でゴボウ抜きとド派手な復活V。この馬は4歳以降は2連敗した後に必ず勝つ、を繰り返してきたので、今回もやってくれると期待していました、ありがとう。2着に同じくダービー馬のタスティエーラが残ってくれて意外な高配当でニッコリ。方やリバティアイランドは初の大負け。次走で巻き返せるかどうか。そしてドウデュースは順番通りだと残り2戦は負けとなりますがこちらもどうなるでしょうか。

いまだにCD購入者なので世の趨勢とは乖離しているかもですが、最近愛聴している新譜はMichelle『Songs About You Specifically』とPrep『The Programme』というそれぞれの2ndアルバム。いずれも前作は2020年代のディスカバリーでしたが、ちゃんと活動継続してくれてクオリティをキープした新作を出してくれたことが嬉しいです。ベテラン勢はDavid Gilmour『Luck And Strange』(ソロは9年ぶり)、Focus『Focus 12』(健在!だがまだ12作目)、Gong『Unending Ascending』(去年の作だけど充実)など。ファドからはMísiaの遺作『Animal Sentimental』。和ものだとCrazy Ken BandとPerfumeと竹内まりやの新作が立て続けに出てきて、どれも初回盤は映像特典なんか付くものだから軒並み¥6K~9Kのコストのため『Band On The Run』『Red』『Apostrophe』とかの50周年盤とかJoni Mitchellの6枚組とか全然手が届かない状態です。旧作でよく聞いたのはPhil Manzanera, Roxy Music, Mike Oldfield, Wings, Gary Wright, Tom Petty, Patti Smith, Blue Öyster Cultあたり。

> 既に悪評が飛び交う「おむすび」はスロースターターの根本ノンジ脚本ゆえ、まだまだ出し惜しみ部分があまりに多いのでしばらく静観。

「おむすび」は6週目にして父娘と姉妹のそれぞれの和解にたどり着き、やっとこさ第1部の終了という感じですけど、朝ドラ6週目というと「虎に翼」は高等試験合格して第3部の始まりへ、「ブギウギ」「らんまん」「ちむどんどん」も上京週で既に次のステージに突入していることを思い出すと、スロースターターとは言えさすがにもたついたなという感じ。結と四ツ木の関係もなんとももたもたしていて気を揉んでしまいます。それでもまだ今から20年前の時点だから先は長いのかな。「光る君へ」は宇治市民が待望したと思しき宇治十帖の執筆期に入ったのでいよいよ終盤ですね。道長の現状が(清盛や義時のような)闇落ちなのか、まひろとの「約束」を愚直に守り続けた結果なのかがまだ見えませんが、それももうすぐ結論が出るのでしょうか。

最後に映画ですが、現在ペース落ちしていて、この間に見たのは「二つの季節しかない村」「ジョイランド わたしの願い」「ぼくが生きてる、ふたつの世界」「まる」ぐらい。「まる」以外は歯応えありすぎて思い出すのが重苦しくも。「まる」も前作「波紋」に連なるブラック不条理ユーモアものゆえ、気楽な映画ではありませんでしたが。
w
wさん (90jgv3sq)2024/11/30 23:50削除
11月が終わりになると、すっかり寒くなってきました。まだ紅葉も見に行ってないですが、関西もようやく見ごろとなり、例年にもまして秋と冬が混在してる様子です。

> ドウデュースは順番通りだと残り2戦は負けとなりますがこちらもどうなるでしょうか。

という心配もどこ吹く風で、ジャパンCも直線でゴボウ抜き快勝しました。5歳にして重賞連勝も一番人気でのG1勝ちも初。これでラストランの有馬記念V&秋G1三連勝が現実味を帯びてきました。武豊としては1999年にハナ差で逃した偉業への再挑戦となりますが、これはもう見守るしか無い感じです。

映画は話題作が多くてたくさん積み残しました。見られたのは「2度目のはなればなれ」「トラップ」「ヴェノム ザ・ラストダンス」「ロボット・ドリームス」「グラディエーターII」「ドリーム・シナリオ」「チネチッタで会いましょう」、邦画では「十一人の賊軍」と「ルート29」だけ。見逃した中でも「破墓/パミョ」「国境ナイトクルージング」「リトル・ワンダーズ」「ノーヴィス」「ゴンドラ」「動物界」「本心」「ベルナデット」等は後ろ髪を引かれます。
ぱとさん (9d5efdsc)2024/12/11 16:30削除
wさん、こんにちは。
山下達郎氏が風邪を引いた時のサンデーソングブックも「非常事態バージョン」になりました
(事前収録なので、なぜ通常の放送ではないか、収録の時点では本人にもわからないというなんともいえない話)
身体が資本ですので、もう回復されたでしょうか。

さてドラマ「3千万」はそう落ち着きましたか、というエンディングを迎え、
「海に眠るダイヤモンド」はついに端島の閉山(そして進平は一酸化炭素中毒で意識を失ったまま海の底へ)
「光る君へ」はもともと好感をもって迎えられてきた音丸の株がストップ高、
「おむすび」では結ちゃんとモリモリの就活に光が射すか?という展開になってきましたね。
「チ。地球の運動について」はついに新米異端審問官の拷問デビューという深夜枠ならではエグさで、年内に終わるのだろうか……

ところで超のつく久しぶりですが、劇場で映画を見てきました。
マイケル・ケインがこれをもち俳優業から引退という「二度目のはなればなれ」共演したグレンダ・ジャクソンの遺作にもなった作品です。
ノルマンディー上陸作戦を経験した元軍曹で、いまは妻と二人でホームに入所している老人の実話をもとにしているそうで、
90歳でホームを抜け出しDデイ上陸作戦70周年記念式典に向かった先で出会う人々との交流がほろ苦くときにユーモラスに描かれていました。
テーマも配役も日本の若い人にはなじみの薄いものであったせいか、パンフレットも作成されていませんが、
丁寧に制作された映画でした。
w
wさん (90jgv3sq)2024/12/20 02:58削除
ぱとさん、こんばんは。

12月に入って本格的に寒さが増してきました。本日は初雪も降ってきました。今月初めに近場の花山院に行ってようやく紅葉を見たり(大河に便乗するような催しは残念ながら無かった)、四国巡礼で難所の鶴林寺やロープウェイで登る太龍寺を回ったりしましたが、一週前に寒さと疲れで風邪をひいてしまいました。まだ尾を引いてます。達郎さんも大変そうですが、今年のツアーは風邪による中止が三度(今回も早目に見ておけたのはよかったです)。年齢も年齢だし今年は体力温存した方がいいのにと思っていましたけど、来年は竹内まりやのドームツアーも控えているので当分休めませんね。

今週末にはいよいよ有馬記念です。ドウデュースのV2達成および下半期の古馬王道G1三連勝でラストランを飾るか?に注目が集中する状況です。武豊は有馬の4勝中3回はラストランVなので今回の期待も高いですが、ジャパンカップ優勝馬は有馬記念7連敗中、武豊は有馬のV2は未だ無し、今年のドウデュースは去年負けたレースだけを勝っている、などなど不安材料を集めると十指に収まりません。どういう結末を迎えるか楽しみです。

「光る君へ」も遂に完結。ラス前で倫子に詰められ、どう転ぶかと思ったら、千夜一夜物語のスタイルで道長を見送るとは。思えばまひろをシェヘラザードに見立てる思惑は、コルサコフを伴奏に引用したりと当初からあったということで、これはもう恐れ入りましたの一言。全体を通して、人名を画面に出さない、書いた内容を読み上げない、歌の意味を説明しない、源氏物語のキャラクターは画で見せない、祈祷や呪詛は明示的には役に立っていない、など一貫した美学が貫かれた演出がされた観もあります。中盤の権力闘争の殺伐にはさすがに顔が引き攣りましたが、それでも人があまり殺されない文科系大河ゆえ相対的に穏やかに進行してきたところに、ラストの平忠常の乱の予感に「道長様、嵐が来るわ」との呟きで、この先は皆様御所望の武力抗争大河でどうぞ、みたいに〆たのも凄かったです。

「団地のふたり」「3000万」「宙わたる教室」「民王R」「ベイビーわるきゅーれエブリデイ!」「嘘解きレトリック」「全領域異常解決室」と楽しんだ連ドラが続々終わり、残すところ「放課後カルテ」「ライオンの隠れ家‎」「海に眠るダイヤモンド」「モンスター」といったところですね。アニメについては多くを語ってきてないですが「ダンダダン」「チ。」「村井の恋」「鴨乃橋ロンの禁断推理」「合コンに行ったら女がいなかった話」は楽しみにしてました。

「2度目のはなればなれ」は私も先月ようやく見ました。「The Great Escaper」という原題は、かの「大脱走」のような元脱出兵の話か思ったら、老人ホームから無言で一人旅に出掛けた退役軍人をメディアが取り上げて敬意半分面白がり半分で付けた渾名のことでしたね。今年上半期の同じく英国映画の「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」もジム・ブロードベンドが妻を置いて一人、長年抱えた後悔を胸に突然旅立ち、その行動が世間に拡散されて大騒ぎになったりと、かなり被る内容でしたが(ラストシーンも似てました)、あちらが小説ベースで幾分ファンタジックなのに比べて、こちらは実話ベースということもあり地に足のついた感じを受けました。ドイツの退役軍人たちの交流シーンも素晴らしく心に残りました。なお今月見たのは話題作の「正体」「はたらく細胞」とカタルーニャが舞台の「太陽と桃の歌」ぐらい。なかなか見る時間を作るのも大変です。

1974年から50周年ということで夏にその頃の名盤の話を書きましたが、日本の音楽については触れるのを忘れていました。1974年だと『一触即発』『黒船』『スーパー・ジェネレイション』という世界レベルのアルバムが世に出た50年前。他にも『ミスリム』『外道』『脱・どん底』『黄金狂時代』がありましたが、冨田勲の『月の光』もこの年でした。このアルバムはほぼリアルタイムで聞いていて、当時はまったく聞いたことが無い音色だったこともあり滅茶苦茶ハマりました。今思えば最初期に聞いていた「プログレ(?)」だったんじゃないかと思います。そんなことにインスパイアされて、その時代のシンセ音楽、例えば冨田勲の『展覧会の絵』『惑星』『火の鳥』『バミューダトライアングル』にヴァンゲリス、フリップ&イーノ、タンジェリン・ドリーム、ノイ、クラスター、ラ・デュッセルドルフ、ジャン・ミッシェル・ジャール、松武秀樹などのインストから、クラフトワーク、ジョルジョ・モロダー、ディーヴォ、M(ロビン・スコット)、ゲイリー・ニューマン、コーギス、バグルズ、ニュー・ミュージック、ウルトラヴォックス、ヒューマン・リーグ、ヘヴン17、OMD、スチュワート&ガスキン、ヤズー、トーマス・ドルビー、ユーリズミックス、プラスティックス、P-MODEL、ヒカシューなどのテクノを一通り反芻するなど、一周回って楽しめるようになってきました。最近はコーギスの新作も2作同時に出たようですし、楽しみです。ちなみに最近の新作で愛聴しているのは、Michelle Ndegeochello『No More Water』と、復活してきたThe Cureですね。
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w
wさん (90jgv3sq)2024/7/4 23:56 (No.1206542)削除
2024年4月~6月に劇場で見た映画、(そして後ほど)上期ベスト

7月に入りました。関西地方は米原で土砂崩れが発生するなどの大雨被害がとうとう出てきましたが、今日のように雨の降らない日には結構な暑さとなり熱中症の危険も。豪雨か猛暑のどちらかしなくてしんどい毎日です。テレビを見ても気象問題か都知事選か来年の万博のニュースだらけで、心スッキリだ(by 一文字隼人)という感じにはなかなかいきません。

では上半期が終わりましたので、まずは4月~6月に劇場で見た映画の星取り表を。なお上半期のベストは後程。

◎4月
オッペンハイマー ★★★★★
あの夏のルカ(吹替) ★★★☆
美と殺戮のすべて ★★★★☆
パスト ライブス/再会 ★★★★☆
アイアンクロー ★★★★
ソウルフル・ワールド(吹替) ★★★★☆
異人たち ★★★★
ゴジラxコング 新たなる帝国(吹替) ★★★
エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 ★★★★

◎5月
オッペンハイマー(IMAXレーザー) ★★★★★
マリウポリの20日間 ★★★★☆
人間の境界 ★★★★★
ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ ★★★★
システム・クラッシャー ★★★★
悪は存在しない ★★★★☆
ミッシング ★★★★☆
ボブ・マーリー:ONE LOVE ★★★★
ありふれた教室 ★★★★☆
関心領域 ★★★★★

◎6月
碁盤斬り ★★★☆
マッドマックス:フュリオサ(IMAXレーザー) ★★★★★
映画 からかい上手の高木さん ★★★
あんのこと ★★★★☆
ハロルド・フライのまさかの旅立ち ★★★★☆
蛇の道 ★★★★
朽ちないサクラ ★★★☆
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ ★★★★★
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wさん (90jgv3sq)2024/7/13 05:14削除
相当に遅くなりましたが、上半期のベストを。

○映画
1. 哀れなるものたち
2. オッペンハイマー(IMAXレーザー)
3. マッドマックス:フュリオサ(IMAXレーザー)
4. ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
5. ゴールド・ボーイ
6. 人間の境界
7. 関心領域
8. 12日の殺人
9. 落下の解剖学
10. リトル・リチャード/アイ・アム・エヴリシング
次点 ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(IMAXレーザー)

個別感想を書けなかったものばかりですが、結構時間がかかってしまってるので後程。10傑中、半分がアカデミー賞ノミネート作を占めましたがいつものことです。「哀れなるものたち」はファドのマイブームを惹き起こしてくれた点からも忘れ難し。上位3作はハルク/アイアンマン/ソーとMCUヒーローの中の人がヒールを担当していて、そういう年回りなんですかね。欧州産映画の多くからは社会派作品の新潮流が見えてきている感じも。

○連続TVドラマ
1. 虎に翼
2. 燕は戻ってこない
3. ブギウギ
4. 光る君へ
5. アンメット ある脳外科医の日記
6. 不適切にもほどがある!
7. VRおじさんの初恋
8. お別れホスピタル
9. 舟を編む~私、辞書つくります
10. くるり~誰が私と恋をした?~
次点 滅相も無い

虎翼と光君は現在の断面での評価になります。虎翼は来週から新潟編ですね(名古屋じゃないのは?後々の伏線のため?)。燕は虎翼が万が一失速したら年間No.1に躍り出るクオリティと思います。予想された通りNHK勢の上位独占&10傑の半分以上を押さえるなど民放勢を圧倒。その民放作品も記憶喪失やタイムリープなどリアリティ度外視モノばかりを選出しましたが、雑な展開を排除した説得力のある場面の積み重ねでこれほどまでにねじ伏せてもらえるなら何の文句もありません。

○CD
1. Abdullah Ibrahim/3
2. すずめのティアーズ/Sparrow's Arrows Fly so High
3. Brittany Howard/What Now
4. Kamasi Washington/Fearless Movement
5. Carminho/Portuguesa
6. Crowded House/Gravity Stairs
7. Cristina Branco/Mãe
8. Lina/Fado Camoes
9. Julian Lage/Speak To Me
10. Andy Partridge + Chris Braide/Queen Of The Planet Wow!
次点 大滝詠一/EACH TIME 40th Anniversary VOX

今の気分を反映してか例年と選出傾向が少し変わっていて、英語圏ロック/ポップ3作(3,6,10)、ジャズ3作(1,4,9)、ファド3作(5,7,8)、和もの1作(2)というバランス。特にマイブームになっているファドの他にもAna Lua Caianoとか、ブラジル音楽やカーボベルデ産とか、要はポルトガル語の新旧音楽をよく聞いてました。また久しく聞いてなかったAbdullah Ibrahimの持続力あるプレイに改めて感動しました。ブルガリア民謡歌唱に江州音頭他の日本民謡を直結したすずめのティアーズはありそうでなかった大発明でモノスゴイです。

後はおまけで、今年のもう一つのマイブームの80年代回顧からのピックアップしてみました。

○80年代リアルタイムで聞いて以来、久しぶりに良さを再確認したアルバム10選
Roxy Music/Flesh+Blood
Elvis Costello & The Attractions/Imperial Bedroom
Steve Winwood/Talking Back To The Night
Scritti Politti/Songs To Remember
Tears For Fears/The Hurting
Robert Palmer/Pride
The The/Soul Mining
Chris Rea/Shamrock Diaries
Stan Ridgway/The Big Heat
World Party/Private Revolution

あの当時光り輝いていた物ばかりですが(しかも1作除いて英国産)、いずれも音色はともかく楽曲の輝きは失われてなかったです。多くは「次作の方が有名or代表作」だったりしますが、こちらも同じぐらい推したいという意図もあります。他に案外良かったのは、Penguin Café Orchestra/Same, Laurie Anderson/Big Science, Grace Jones/Warm Leatherette, Malcolm McLaren/Duck Rock, James Blood Ulmer/Are You Glad To Be In America?, UB40/Signing Off, The Lounge Lizards/Same, Fishbone/1st EP, Michel Petrucciani/Pianism, Mathilde Santing/Out Of This Dreamなど。もちろん日ごろから聞いているXTC, Hammill, Gabriel, Heads, Sylvian, Holger, Prefab, Blue Nileなどは含まれてません。

○80年代当時に出会った旧音源で、久しぶりに良さを再確認したアルバム10選
Benedicto Lacerda E Pixinguinha/ピシンギーニャとベネジート・ラセルダ
Jacob Do Bandolim/黄金のショーロ
Cartola/Verde Que Te Quero Rosa(愛するマンゲイラ)
Amália Rodrigues/Com Que Voz(ファド)
Prahlad Brahmachari/ベンガル/バウルの世界
中国中央民族楽団/春江花月夜
Le Mystère Des Voix Bulgares(ブルガリアン・ヴォイス)
Clifton Chenier/Bayou Blues
Miles Davis/Agharta + Pangaea
Dollar Brand(Abdullah Ibrahim)/African Piano

ブラジル音楽3作から始まり、ポルトガル/インド/中国/ブルガリアから各1作、残りはルイジアナのザディコ1作とジャズ2作という配分。久々に聞いたけどどれも一生聴ける音楽だという実感が深まりました。他にも挙げたらきりがないですが、John Coltrane/Selflessness Featuring My Favorite Things, Eric Dolphy At The Five Spot Vol.1, Bill Evans & Jim Hall/Undercurrent, Roland Kirk/Live In Paris 1970 Vol.1&2, Archie Shepp/Attica Blues, Little Richard/Here's Little Richard, Professor Longhair/New Orleans Piano, Rafael Romero & José Greco And Company/Danzas Flamencas, Ramnad Krishnan/Kaccheri: A Concert Of Souuth Indian Classical Music, The African Mbira: Music Of The Shona People Of Rhodesiaなども聴き直して感慨新たに。

○ポッパーズMTVで初めて見て個人的に忘れられないビデオクリップ10選
XTC/Wonderland (
Dr. John/Jet Set (
Utopia/Feet Don't Fail Me Now (
Scritti Politti/Wood Beez (
Chris Rea/Tennis (
Robert Palmer/Some Guys Have All The Luck (
Anne Pigalle/He Stranger (
The The/Infected (
Stan Ridgeway/Drive She Said (
Prefab Sprout/King Of Rock'N'Roll (

当時の深夜TV番組では、ピーター・バラカンの「ポッパーズMTV」と渋谷陽一(企画)の「ショウビズTODAY」は本当に好きだったな。宇多丸氏のTBSラジオ番組(CITY CHILL CLUB: 3/23&30, アフター6ジャンクション2: 5/13)で取り上げてなかった(笑)と思う曲をYouTubeのURLとともに。この辺を聴くと個人的な80年代が戻ってきた気分となります。もちろんポッパーズではド定番のElvis Costello & The Attractions/I Wanna Be Loved、Frankie Goes To Hollywood/Two Tribes、Wally Badarou/Hi-Life、New Order/Bizzare Love Triangle、Nick Kershaw/The Riddleのクリップも好きでした。
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wさん (90jgv3sq)2024/8/1 00:36削除
8月になってしまいました。パリ五輪たけなわですね。手元にあるパリでのライブ盤というと、PIL, Supertramp, Roland Kirk, Nusrat Fateh Ali Khanぐらいでした。
この間のイベントは3年連続となる山下達郎の大阪フェス7月公演と祇園祭。CD収穫はRascals Box 7枚組(26年前にも山下達郎監修7枚組BOX出てますが今回はボーナストラック大量追加なので仕方無く買い直し!それでも今回の方が値段は安い)と、Alive The LiveからXTCの新たな2枚をようやく購入。中でもXTC『London 1979』は1979年9月17日ロンドン公演のBBC放送時音源で、すなわちあの『ライブ&モア』収録の(最高の)「I'll Set Myself On Fire」演奏日当日のライブ放送分完全版。覚束ないですがCDメディアで手にしたのは初めてかも?
猛暑酷暑の中、お盆休みは妻の実家に帰省予定。ついでに超久しぶりに熱海に寄ろうかなと思いますが、しばらく行かなかった間に熱海を代表する老舗温泉の日航亭大湯と福島屋旅館がすでに廃業していて、更地になって駐車場になるという話を聞いてショックを受けました。施設老朽化や後継者不足などの理由があるのでしょうが。まだ駅前温泉浴場と山田湯は在るみたいですけど、気軽に名湯を日帰りで楽しめる施設が少なくなると思うと、かなり残念。熱海だけでなく、全国的にこうした流れが避けられなくなるのかもしれないという嫌な予感があります。
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wさん (90jgv3sq)2024/8/11 15:33削除
お盆の季節となりました。8月の猛暑真っ只中と言いたいところですが、実際のところ体感的にはさほどの熱波感は無くて、日陰の中とか風が吹いたりするとむしろ涼しい感じさえします(自身の行動範囲に限った話かも)。それ以上に南海トラフ地震や豪雨水害の方に気を取られる今年の夏です。

ちなみにいろいろ予定が立て込んで、今夏の高校野球は観に行けてません。甲子園100周年ということで様々なイベントがありそうですけれど。TV視聴で確認した大阪桐蔭ブラバンは「東京ブギウギ」「アイドル」にセンバツでも聞けた「Bling-Bang-Bang-Born」「猫ミーム」と今回も盛りだくさん。大阪桐蔭の他にも健大高崎、京都国際、中京大中京、神村学園、早実あたりの有力勢は順当に勝ち上がりましたが、個人的に本命視している報徳学園は現在負けてますね。早くも姿を消すのか今朝丸投手。

今日でパリ五輪も終わりですが、最も驚き興奮したのは初老ジャパンの総合馬術でした。

昨日のピーター・バカランのNHK-FM「Weekend Sunshine」は毎年恒例のサマースペシャルで、今年は50年前の1974年に出たアルバムを特集。この年は名盤だらけで個人的にはGenesis『The Lamb Lies Down On Broadway』を筆頭に、King Crismon『Starless And Bible Black』『Red』, Peter Hammill『The Silent Corner And The Empty Stage』『In Camera』, Yes『Relayer』, Arti + Mestier『Tilt』, Robert Wyatt『Rock Bottom』, Hatfield And The North『Same』,PFM『The World Became The World』などがありましたが、案の定ひとつも掛かりませんでした。。。

> Alive The LiveからXTCの新たな2枚をようやく購入。
> 中でもXTC『London 1979』は1979年9月17日ロンドン公演のBBC放送時音源で、
> すなわちあの『ライブ&モア』収録の(最高の)「I'll Set Myself On Fire」演奏日当日のライブ放送分完全版。

オフィシャルブートレグ?みたいな扱いのAlive The Liveシリーズですが、個人的には結構うれしい音源が多く、昔FM番組で放送していたライブ音源が聴けたりして。まずJoni Mitchell『Tokyo 1983』では1983年来日時のFM放送(「ゴールデンライブステージ」でしたっけ?)の全編収録で、「God Must Be A Boogieman」での当時の夫Larry Kleinによる(ジャコパスとも一味違う)素晴らしいベースソロを久しぶりに聞けました。またCamel『Live In Tokyo '79 & '80』は二度の来日公演のFM放送部分だけの音源ですが、後半の1980年分はこれは明らかに「ゴールデンライブステージ」放送分全曲。この時に最後のアンコールで演奏したのが「Nobody Knows」という印象的なインストでどのアルバムにも入ってないし謎の楽曲だったのですが、数年後にNeil Larsen『Jungle Fever』を聴いて、タイトル曲と同一と判明。これはCamelとしては気に行って演奏レパートリーに入れたけど誰の何という曲は知らなかったというでしょうか。いずれにせよこれも素晴らしい演奏で再会(再聴?)で良かったです。ということで、このシリーズ、XTCに限らず他の人の音源でもチェックしたいと思います。
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wさん (98oml2m8)2024/8/21 04:07削除
Windows11デスクトップPC不調でまたまた修理に出して古いPCを引っ張り出して書いています。5年間で修理4度目。もうPC生活も限界でしょうか。

GWと同じ10連休だった夏期休暇は日曜で終了。今回は妻の実家(関東)への帰省を入れたり、コロナ禍以降初めてお盆の墓参りに行ったりとかなり予定の詰まった日々でしたが、関東に急襲してきた中心気圧940hPa級の最強クラス台風7号の影響で後半の計画はおじゃんに。15日(木)は伊豆に宿泊予定だったのですが、東海道新幹線が翌16日(金)に全線運休とのニュースが飛び込んできたため、キャンセル料発生も已む無しで断念し、15日中に関西に戻る羽目となりました。わずか2年で大分変ったという熱海の街風景を見たかったですし、できれば三嶋大社の大祭りも観覧したかったのですけどね。三嶋大祭りはシャギリを始め、ほぼ無事に開催されたそうで(今年のゲストは富栄ドラム)、人騒がせな台風めと恨み言を言いたい気分です。

結局関東のレジャーで寄ったのはショッピングモールだけ(笑)。リニューアル後に初めて行った南町田グランベリーパークと、7月に完成したばかりのゆめが丘ソラトス。ゆめが丘は昔住んでいた湘南台の一つ隣の駅ながら、まったく宅地開発されていない田園地帯の中にポツンとSFみたいな近代建築駅舎がそびえ立つというアンバランスさが魅力で、駅は豪華なのに乗降客数は相鉄線の全駅で断トツの最下位。そんなゆめが丘の駅前に子供連れ客でごった返す巨大施設が出来たのが面白かったです。ちなみにどちらのショッピングモールにも109シネマズが入っていて、IMAXもScreenXもあっただけどどちらもちょうど観たい作品が無いため、通常スクリーンで「ツイスターズ」を皮肉にも台風来襲前のタイミングで見てきました。せめて4DX上映で見たかったです。

予定より早く関西に帰宅も、こちらはお盆の間は連日晴天続きで、珍しく夏の甲子園は一切順延なし。さすがに入場券は完売のため、せっかくの甲子園100周年イヤーながらも今大会は一試合も観戦できず。激戦となった早実VS大社は見ておきたかったですね。それにしても今年は大混戦で、優勝候補上位と思われた報徳学園、大阪桐蔭、健大高崎、智弁和歌山、広陵、中京大中京、早実がベスト8に残れず、東海大相模と智弁学園も準々決勝で敗退してしまい、どこが優勝するか見当の付かない難解な大会に。ベスト4はすべてセンバツ出場校で、その中ではセンバツベスト8の青森山田が最有力と思いますが、センバツで大阪桐蔭と接戦の末敗れた神村学園も差は無さそう。センバツでの再戦となる青森山田VS京都国際は激戦再びとなりそうで楽しみ。

甲子園観戦できない(グッズ売り場は寄りましたが)その代わりにパークウインズになっている京都競馬場に行って、ビールを飲みながら競馬中継をターフビジョン観戦してきました。G2札幌記念は前年覇者プログノーシスが圧倒的一番人気でしたけど、ドウデュースに裏切られた宝塚記念みたいなことにならないかという心配もあり、同枠ノースブリッジからの馬券を押さえたらこれがヒット。これで夏の負債?はチャラになりましたかね。もうすぐ秋競馬のシーズン到来ですけど、G1戦線も主役不在でまだまだ難しいレースが続きそうな感じです。
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wさん (90jgv3sq)2024/8/31 06:32削除
PCが修理から帰ってきました。ディスクドライブの機械的故障で部品交換だけで済み、S/W初期化不要で無事戻ってきました。修理コストは4万円超えでしたが、エディオン5年保証のおかげで出費ゼロで済みました。助かりました、ありがとうエディオン。(ほんまはたった5年で何度も壊れない方が良いけれど)

8月終わりに台風10号が関西を直撃する模様です。今月は全国的に5号,7号,10号の襲来で豪雨に苛まれてますが、不思議なことに自分の住んでいるところは小被害、どころか全然降雨がありません。今月の合計の降雨量は90mmにも満たない。もともと関西は台風の上陸があまりないエリアですが、直撃されたときは大変で、記憶に残るところでは、平成16年(2004年)10月の台風23号(由良川、円山川、武庫川など広範囲で氾濫)、平成23号(2011年)9月の台風12号(紀伊半島大水害)、平成30年(2018年)9月の台風21号(強風による連絡橋被災や高潮で関空が孤立)など。今回がどうなるか戦々恐々です。

高校野球は去年の慶応と同じく、同年のセンバツ初戦をサヨナラ負けした京都国際がV。そして慶応が仙台育英に決勝でリベンジして優勝したように、京都国際も青森山田にリベンジした勢いで初優勝。京都府勢は物心ついた時から、京都商、平安、京都成章、京都外大西といつも決勝では一歩及ばず仕舞いだったので、今回もどうかと思いきや見事克服。関東一も健闘しましたが、9回裏二死満塁の好機を逃したのと、10回表の押し出し先制点献上が痛かった。それにしてもタイブレークと低反発バットの導入は高校野球の風景を一変させてしまった感。強豪校ではなかった大社や霞ヶ浦や小松大谷などにチャンスが巡ってくるのは喜ばしいけれど、かつての2006年の帝京VS智弁和歌山や2016年の八戸学院光星VS東邦みたいな壮絶な打撃戦はこの先観られなくなるのかという寂しさも少々。

映画やドラマの話題を全然してませんね。一応見てますが感想を書くパワーがずっと無くて後回しに。一応7月以降で見た映画を列挙すると、洋画は「WALK UP」「フェラーリ」「HOW TO HAVE SEX」「墓泥棒と失われた女神」「デッドプール&ウルヴァリン」「密輸 1970」「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」「夜の外側 イタリアを震撼させた55日間」「ツイスターズ」「夏の終わりに願うこと」「ソウルの春」、邦画は「ラストマイル」「箱男」、アニメは「ルックバック」「インサイド・ヘッド2」等。どれも歯ごたえのある作品ばかりでした。ドラマは良作だらけのNHKは一先ず置いておくと、今クールは民放も盛り返しているというか「西園寺さんは家事をしない」「海のはじまり」「新宿野戦病院」「笑うマトリョーシカ」「GO HOME」はどれも目が離せません。「ギークス」「南くんが恋人!?」「スカイキャッスル」「降り積もれ孤独な死よ」も割と楽しんで観てます。「ブラックペアン シーズン2」もまあ観てますが(公開手術なんてふざけてるなあと思うも海堂尊原作通りとは。。。)、福澤演出から離れたんですね。

最後に音楽。この夏のヘビーローテーションは、なぜだかVan MorrisonとJoni MitchellとNeil YoungとRoland Kirk。あとはCamelとAlan PersonsとSupertramp、そしてこれまたなぜかThe Stranglers。『La Folie』と『Dreamtime』は「80年代リアルタイムで聞いて以来、久しぶりに良さを再確認したアルバム」リストに堂々と加わります。米津玄師『Lost Corner』も聞きました。半分以上が知っている曲でしたが、やはり「M八七」と「さよーならまたいつか!」は取り分け素晴らしい。「ラストマイル」で聞きたてほやほや(?)な「がらくた」も良いです。
ぱとさん (8zex0n2q)2024/9/13 09:06削除
wさん、こんにちは。
新規に投稿があるとメールで通知する設定が、8月から届いていませんで(青くなってます)こんなに遅くなってしまいました。
映画「関心領域」を観た話は書いてましたっけ……京都で時間をつくってまで観た手ごたえじゅうぶんの、軽々しく感想も書けないような演出と内容でした。
いま『髑髏の結社SSの歴史(上下)』(講談社学術文庫)『呪われた医師たち』(ハヤカワNF文庫)などで当時の凄惨な現場から生き延びた当事者からの証言を読んでいます。

映画はそれからご無沙汰なのですが、ドラマは豊作ですね。
朝ドラも大河もそれなりにおもしろく、夜ドラ?『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』『団地のふたり』それからBSで再放送されている『篤姫』を欠かさず見ています。古畑任三郎も2シーズン分再放送を終え、大胆かつ魅力的な犯人たちと古畑の駆け引きを楽しんでいました。
『虎に翼』ロケでよく使われている名古屋市市政資料館に再訪、前回はなかったオープニングのダンスのメイキング映像が流れ、ドラマを見てやってきた人を意識したレイアウトになっていました。
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wさん (90jgv3sq)2024/9/25 02:27削除
ぱとさん、こんばんは。

9月に入っても猛暑が続きましたが、秋分の日を過ぎたら一気に気温が下がり、ようやくクーラーの要らない生活にシフトできそうです。また各地で集中豪雨のニュースを目にする日々ですが、いまだに自分の周辺では不思議なぐらいに影響外で、今月の降雨はたった3日で5~10mm/日程度。庭の草むしりしても土が固くてなかなか雑草が抜けない状況だったり。その一方で家や橋が流されるほどの水害が起きたり、どうしてこう万遍なく偏りの無い雨の降り方をしなくなったのやら。
今月は生駒山寶山寺や滋賀の太郎坊宮や四国巡礼などほぼ毎週のように神社仏閣参り。来月も予定が入りまして、伊丹でのカルミーニョの来日コンサートも泣く泣く断念です。

> 『虎に翼』ロケでよく使われている名古屋市市政資料館に再訪、前回はなかったオープニングのダンスのメイキング映像が流れ、ドラマを見てやってきた人を意識したレイアウトになっていました。

ドラマの情景が直ぐに目に浮かぶ素敵なところですね。巨大にそびえ立つ外観と威光を放つ内装が物語の清廉さに見事にマッチしています。ところで、先週放映した特番での伊藤沙莉と米津玄師の対談が大変興味深く、米津玄師が歌詞に難しい言葉を多用するのはそれが純粋だからで、多義的にならない言葉で正確に人に伝えたいというようなことを語っていていたく感心しました。伊藤沙莉に対しては、社会構造から弾かれた人を支えていく人を演じ続けたのは凄いことで本当に尊敬に値すると絶賛するなど、ドラマとキャラクターをストレートかつ理性的に受け止めている様子もわかり本当に見て良かったです。「虎に翼」はもう残り3話。少年法改正審議とブルーパージを経て、本日はずっと心残りだった美佐江からの質問にようやく回答するターンも訪れ、残りは尊属殺重罰規定違憲判決を残すのみでしょうか。今回のように「女の一代記」で留まらない、過去から現在を撃つ朝ドラという今までにない役割を引き受けた物語がどういう終着点を迎えるのか、とても楽しみです。

前回も書きましたが今クールのドラマはなかなか豊作で、「光る君へ」は"光る君の物語"のおかげもあって運命の皇子敦成親王が遂に誕生。まひろの方は道長との仲を疑われるわ、娘賢子からアイヘイトユーされるわ、来週はいろいろ面白そうなことに。「新宿野戦病院」(我が家ではすっかり「もんげー」が合言葉になってます)も素晴らしかったクドカンが山田太一に挑戦した「終りに見た街」もまた過去から現在を撃ちぬくような凄まじい終わらせ方で唸りましたです。「西園寺さんは家事をしない」と「海のはじまり」はほぼ同じ設定ながら対照的な展開を迎えましたが、どちらも見応えありました(ただ共に最終回前に家出が発生したのにはびっくり)。他に前回言及しなかったドラマでも「マウンテンドクター」「あの子の子ども」「クラスメイトの女子、全員好きでした」「焼いてるふたり」「量産型リコ3」「しょせん他人事ですから」「ビリオン×スクール」「Shrink」「素晴らしき哉、先生!」も楽しんで見てました。「団地のふたり」ももちろん楽しんでいます。すいかの馬場ちゃんと早川!

映画の感想も全然できてませんで。「関心領域」は現時点では「オッペンハイマー」とキネマ旬報他の今年の洋画ベストワンを争う映画だと思いますが、観ている間は私は15年ぐらい前の「縞模様のパジャマの少年」のことをふと思い出しまして、あれも強制収容所の隣に住む所長家族のドラマでしたが、あちらが言わば「ナチスだって人の親」「同じような目に合えばきっと思い知る」という思いで作られたであろうことに比べ、こちらは、いやそんな生易しいもんじゃない、関心領域の外に想像が及ばない人間は昔も今も存在するし、君だって同じかもしれないと抉ってきます。終盤にヘス所長が21世紀現在の収容所の姿を幻視し嘔吐するシーンが強烈で時たま思い出したりします。ちなみに最近見た映画は「エイリアン:ロムルス」「チャイコフスキーの妻」「ヒットマン」と見逃していた「メイ・ディセンバー ゆれる真実」、邦画だと「愛に乱暴」「ナミビアの砂漠」「スオミの話をしよう」「ぼくのお日さま」など。

レコードコレクターズ最新号は「AORの名曲ベスト100」という、これまたリアルタイム世代を異常にくすぐりに来る企画で、さすがに知っている曲ばかりでしたがなかなか面白かったです。個人的にAOR5大名曲と考える「What A Fool Believes(1位)」「I Just Wanna Stop(21位)」「After The Love Has Gone(53位)」「Biggest Part Of Me(63位)」「Is It You?(圏外)」は一応誌面に取り上げられたし、「Marina Del Rey(33位)」「Swearing To God(40位)」「Who'll Be The Fool Tonight(47位)」「Fanny Be Tender With My Love(65位)」「Tell Me In Your Whisper(98位)」がランクインしたのも嬉しかったです。あとThe Style CouncilやSade、The Blue Nileがベスト100に入ったのには、へー、今ってそうなんだ、と思いましたが、Elton John, Steve Winwood, Al Stewart, Ian Matthews, Gerry Raffertyといった英国勢や、 Eric Carmen, Kenny Loggins, Bob Welch, ELO, Supertramp, Alan Parsons Project, Phil CollinsなどのPop/Rock寄りの人は挙がってこないなど、思ったよりもナローなチョイスだった感じも。ソフト&メローならなんでもAOR、という訳ではないのでしょうけど。

今月のへヴーローテーションは、先月に引き続きVan MorissonとNeil YoungとThe Stranglers。そしてなぜかNusrat Fateh Ali Khan。新作ではMilton Nascimento & Esperanza Spalding『Milton + Esperanza』と、出たばかりのFairground Attractionの36年ぶり新作『Beautiful Happening』を愛聴しています。
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wさん (90jgv3sq)2024/9/30 01:30削除
9月末ですが先日土曜に初めて八幡市にある石清水八幡宮にケーブルカーに乗って参拝してきました。山の上の境内を一巡して国宝建築物や様々な彫刻を外から目に焼き付けてきましたが、ご祈祷すれば中の様子ももっと見れたと思われ、本厄の際にまた行ってみようかなという気になっています。境内の隣にエジソン記念碑もありましたが、門が閉じられていて残念ながら近付けず。その足で隣の駅の淀に寄って、京都競馬場内でシリウスSをターフビジョン観戦。ハギノアレグリアスV2で予想的中でしたが、前日発売のG1スプリンターズSの方は優勝したルガルを押さえていたものの、本命ナムラクレアが対抗トウシンマカオを捕えきれず3着となり馬連万馬券を取り逃しました。これは悔しい。もし3連複を買ってたら3万馬券が取れていたのでますます惜しい。次頑張ります。

「虎に翼」見事に大団円でした。原初からの怒りと希望を最後まで絶やさずに駆け抜けた観。常に反省と向上に心を砕いた寅子はもちろん、対立項として彼女に終始厳しく接してきた山田よねと桂場等一郎の立ち振る舞いも心に残りました。切っ先鋭いフレーズは特に前半に多かったですが、後半も振り返れば、
14週「佐田くん、気を抜くな。君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み、立派な出涸らしになってくれたまえ。」
19週「弱音を吐くことが出来る人、正しくない寅ちゃんも好きでいてくれる人を見つけてください。出来れば心から恋して愛する人を見つけてください。」
22週「生き残らなければ同じ場所に立てない、それは果たして平等と言えるのでしょうか。今明らかに目の前にある問題を次の世代にそのまま先送りにしていくのが苦しいんです。」
23週「私ね、苦しいっていう声を、知らんぷりしたり無かったことにする世の中にはしたくないんです。」
24週「どの道を、どの地獄を進むか諦めるかは優未の自由です。」「優未、あなたが進む道は地獄かもしれない。それでも進む覚悟はあるのね。」
25週「純度の低い正論は響きません。」「汚い足で踏み入られないために、桂場さんは長官として巌となったんじゃないんですか。あの日話した穂高イズムはどこに行ったんですか。」
26週「奪われた命は元に戻せない。死んだ相手とは言葉を交わすことも触れ合うことも何かを共有することも永久に出来ない。だから人は生きることに尊さを感じて、人を殺してはいけないと本能で理解している。」「理由がわからないからやっていいじゃなくて、わからないからこそやらない。奪う側にならない努力をすべきと思う。」
などなど心に刺さる文言も多々ありました。最終回での「君はあれだけ石を穿つことのできない雨垂れは嫌だと腹を立てて来ただろう」「未来の人たちのために、自ら雨垂れを選ぶことは苦ではありません。むしろ至極光栄です。」の回収もお見事。

映画は黒沢清の「Cloud クラウド」と話題の「侍タイムスリッパー」は今月どうにか見れました。ランティモス「憐れみの3章」はまだ今度。
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wさん (90jgv3sq)2024/4/19 00:44 (No.1141198)削除
2024年1月~3月に劇場で見た映画

4月も半分過ぎて桜の季節もすっかり過ぎ去ってしまいました。センバツも今年前半の阪神競馬開催ももう終わってしまいまして、朝ドラは「ブギウギ」から「虎に翼」にバトンが渡り、「日立 世界ふしぎ発見!」と「それって!?実際どうなの課」が終わり、関口宏がテレビから姿を消し、渋谷陽一不在のまま「ワールドロックナウ」が最終回を迎えてしまった2024年春。個人的にも仕事面で激動の新年度を迎えて大忙し。目が回りそうな日々を送っている最中です。

という訳で大分遅くなりましたが、とりあえず1月~3月に劇場で見た映画の星取り表を。他の個々の話題は追々。「オッペンハイマー」は今月になってから見ました。

◎1月 
窓ぎわのトットちゃん ★★★★
ショーイング・アップ ★★★★☆
笑いのカイブツ ★★★☆
アクアマン/失われた王国 (吹替) ★★★★
ビヨンド・ユートピア 脱北 ★★★★☆
葬送のカーネーション ★★★★
カラオケ行こ! ★★★★☆
ゴールデンカムイ ★★★☆
哀れなるものたち ★★★★★

◎2月 
仮面ライダー555 20th パラダイス·リゲインド ★★☆
サタデー・フィクション ★★★★☆
ストップ・メイキング・センス 4Kレストア (IMAXレーザー) ★★★★★
カラーパープル ★★★★
瞳をとじて ★★★★☆
夜明けのすべて ★★★★☆
ボーはおそれている ★★★★
マダムウェブ ★★★☆
落下の解剖学 ★★★★★

◎3月 
コット、はじまりの夏 ★★★★☆
リトル・リチャード:アイ・アム・エブリシング゙ ★★★★★
52ヘルツのクジラたち ★★★★☆
ゴールド・ボーイ ★★★★★
デューン 砂の惑星PART2 ★★★★☆
私ときどきレッサーパンダ (吹替) ★★★★
12日の殺人 ★★★★★
春画先生 ★★★★
ぱとさん (8zex0n2q)2024/4/19 17:58削除
wさん、こんにちは。
すべて目を通していながら筆不精でご無沙汰をしております。
2月3月と親族の卒業入学、娘の異動、間を挟んで甥ふたりの息子たち(3人)が高校ラグビーの長崎・福岡それぞれの県代表で出場など気ぜわしくしている間に
桜の季節を迎え、いつの間にか葉桜になっていました。
私自身の生活は変わり映えしないのですが……

朝ドラ『ブギウギ』、『不謹慎にもほどがある』『(唐沢寿明主演)白い巨塔』をなんとか完走し、『虎に翼』がいま楽しくてなりません。
『虎に翼』のロケ地が名古屋市役所本庁舎(明倫大学構内)、名古屋市資料館(東京地裁)とこちらで自由に見られそうな場所ですのでそのうち潜入してみようかと思います。
『オッペンハイマー』こそ劇場で観ようと思っているのですが……

そういえば桜の季節、雨のため4月6日に順延された三島でのお花見の日が年に一度国立遺伝学研究所に200種以上植えている桜を見せてくれる一般開放日にあたり、駅から無料のシャトルバスまで運行しているとなりゃ行きますね。三嶋大社にお参り、向かいのお店で腹ごしらえをしてから向かいました。富士山の湧水で一週間泳がせて出る鰻をおいしくいただきました。遺伝研には『種の起原』(起源と思っていたけど起原でした)初版本や初期型1949年の卓上計算機など展示され、桜よりもこちらに興味を示す家族連れも多かったです。
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wさん (90jgv3sq)2024/4/30 04:29削除
ぱとさん、こんばんは。

GWに入り10連休です。日曜は去年に続いて改修工事後の京都競馬場で天皇賞(春)を現地観戦してきました。広大な淀の芝スタンドに改修後最高の60,479人が詰め掛けたという鮨詰め状態の中で大観衆の頭越しに見えるターフビジョンでレース進行を確認するという、何しに行ったのかという感じもありつつも、本命テーオーロイヤルが見事に勝利し、毎年応援している3連続2着馬ディープボンドが今年も3着に粘ってくれて、今年も3連複の高配当を的中できまして、4年連続でディープボンドさんにはお世話になっております次第です。

> 2月3月と親族の卒業入学、娘の異動、

我が家も夫婦それぞれの甥姪がこの春就職して親戚がすべて社会人となり、いよいよ世代交代を実感する年代となりました。

> 雨のため4月6日に順延された三島でのお花見の日が年に一度国立遺伝学研究所に200種以上植えている桜を見せてくれる一般開放日にあたり、

いろいろな種類の桜が楽しめる名所というと、近畿圏だと有名な大阪造幣局の通り抜けや京都の平野神社がありますが、三島にも素晴らしい名所があるのですね。三島というと修善寺とか伊豆長岡温泉とかへの経由地としての接点のみで、三嶋大社もスカイウォークも行ってませんでした。いつかクドカンの「ごめんね青春」の聖地巡礼を兼ねて訪れたいと思います。

> 朝ドラ『ブギウギ』、『不謹慎にもほどがある』『(唐沢寿明主演)白い巨塔』をなんとか完走し、『虎に翼』がいま楽しくてなりません。

冬クールのドラマはNHKは「ブギウギ」、民放は「不適切にもほどがある!」が抜きん出ていましたね。次いで「SHUT UP」「仮想儀礼」「お別れホスピタル」「舟を編む」「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」「春になったら」「厨房のありす」などが収穫。強引ファンタジー系の「めぐる未来」「Eye Love You」「君が心をくれたから」「婚活1000本ノック」、迷走病院ドラマの進化系の「となりのナースエイド」「グレイトギフト」「院内警察」、二番煎じ感が否めない「さよならマエストロ」「マルス」なども楽しみました。でも「新空港占拠」はなんというか、わざわざ神奈川に新空港を作る理由からして無理があるー。

今クールは「虎に翼」が早くも独走ですね。一週目の「結婚って罠」、二週目の「盾みたいな弁護士になる」、三週目の「怒り続けることも弱音を吐くのと同じくらい大事」、四週目の「でも花岡さんが思う本当の自分があるなら大切にしてね」など、キーワードとなりそうな印象的なセリフが散りばめられて気が抜けないほどです。多様性溢れる女性陣はもちろん、対抗する男性陣にもそれぞれ背景があり、簡単な対立ドラマでは終わらせないぞという気概すら感じさせます。共亞事件とは帝人事件がモデル?ならば顛末は予想できますが、これをどうドラマに絡めるのか、今週のキーワードな何か、今からワクワクします。

> 『虎に翼』のロケ地が名古屋市役所本庁舎(明倫大学構内)、名古屋市資料館(東京地裁)とこちらで自由に見られそうな場所ですのでそのうち潜入してみようかと思います。

聖橋やニコライ堂を思わせる建造物だけで(セリフにせずに)ここは御茶ノ水だよと表現している事に唸ったのですが、ロケ地は名古屋メインなのですね。こちらの聖地巡礼もしてみたいですね。そういえば犬山の明治村もいつかは行ってみたいなと思っています。

> 『オッペンハイマー』こそ劇場で観ようと思っているのですが……

基本は登場人物が目まぐるしく登場する会話劇で、クリストファー・ノーラン得意の「複数の異なる時間のカットバック」が多用されるので、最初しばらくは混乱しますが、人名と時制と各シーンの意味が見えてくるとすごく面白なってきます。自分が鑑賞したのはシネマスコープサイズでしたのでIMAXで見直したいと思うのですが、もうタイミング的に無理でしょうね。

他に今月見た映画も充実していまして「美と殺戮のすべて」「パスト ライブス/再会」「アイアンクロー」「異人たち」「エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命」は改めて個別に触れたい良作。「私ときどき~」に続いてピクサーがようやく劇場公開に踏み切った「あの夏のルカ」と「ソウルフル・ワールド」も見られてありがたいです。「ゴジラxコング 新たなる帝国」は「ゴジラ-1.0」とハシゴ鑑賞できる状態ということが喜ばしいですが、ド突き合うゴ〇〇とコ〇〇がモ〇〇に仲裁されて共闘するっちゅうヤンキー高校生マインドが籠もったモンスター映画になっていているので、マイナスワンとの落差にくらくらしながら楽しんでいただけたら幸いですというところです。
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wさん (90jgv3sq)2024/5/31 01:27削除
5月ももうすぐおわりです。GWは近場で過ごしまして、リニューアルした神戸ポートタワーを上って屋上デッキを歩いて360°眺望を楽しんだり、その近くのモザイクで毎年開催している神戸オクトーバーフェストにてドイツのクラフトビールを鯨飲したり、吉野山の金峯山寺蔵王堂でその時期に開催している金剛蔵王大権現3体の特別開帳を見に行ったり、その帰りに初めてあべのハルカスに寄って展望台で大阪全域の夜景を堪能したり、更に近所の永沢寺の側にある花のじゅうたんという芝桜の庭園にぶらりと立ち寄ったりで10連休もあっという間。精力的に動きすぎて却って疲れが溜まってしまいました。

先月の天皇賞(春)は会心のレースでしたが、先週の日本ダービーはほぼノーマークにしていたダノンデサイルに勝たれて仰天しました。日本ダービーは天皇賞(春)同様に、ほぼ4番人気以内の馬が勝つのですけど、10年に1度の頻度で大穴が勝つことがありますが、今年がその年とは。現役最年長の横山典弘は10年ぶりのダービー制覇。天皇賞(春)を勝った菱田騎手はちょうど20年前の天皇賞(春)を現場で見て騎手を志したそうですけど、その時の勝利騎手も横山典弘。何かの巡り合わせとしか言えません。

第5週の「(法律は)例えるならばきれいなお水が湧き出ている場所」、第6週の「高等試験に合格しただけで自分が女性の中で一番なんて口が裂けても言えません」、第7週の「逃げ道を手に入れると人間弱くなるもんだぞ」、第8週の「寅ちゃんが後悔せず心から人生をやりきってくれること、それが僕の望みです」と目が覚めるようなフレーズが毎週飛び込んでくる「虎に翼」。第9週で早々に戦争終結し、月火水と1日ずつ兄・夫・父がこの世を去り、木でようやく優三の死に向き合い号泣して、日本国憲法の報道を目にする。いよいよ第1回に立ち戻るところまで来ました。まだ全体の1/3を過ぎたところですから、ここからが本題、で良いでしょうか。ただ戦後になっても簡単には安心させてくれなさそうで。そしてよねさんは死んでないですよね?

「光る君へ」は枕草子爆誕の回で、中宮定子の側を離れない事で枕草子を生み出した"ききょう"と、道長の側を離れたことを後悔しつつもソウルメイトとして遠くから思うことで後の源氏物語誕生へのベースを作り上げた"まひろ"との対比が大層わかりやすくて面白いです。同時に越前編も始まり、八郎さん、じゃない松下洸平が登場。今度は「最愛」の二人だ!というか井浦新も「最愛」に出てたことを今頃思い出しました。大石静ドラマ以外にも引き合いが多くて困るわ>光る君へキャスト各位

この他にも「燕は戻ってこない」「VRおじさんの初恋」「むこう岸」「パーセント」「老害の人」と充実作ばかりで他を圧倒しすぎてます>NHKドラマ。民放ドラマは記憶喪失/法廷/医療とテーマ被り多すぎ問題とか、前提条件に無理がある(原作のせいでもある)問題とか多々ありますが、それでも視聴意欲キープしているのが「アンメット」「アンチヒーロー」「滅相もない」「季節のない街」「RoOT」「くるり」「約束」「花咲舞が黙ってない」「街並み照らすヤツら」「君が獣になる前に」など。

今月の映画は話題作/期待作/問題作が今年一番というほど集中してしまい、見逃しも多数発生中。そんな中でどうにか見ることができたのは「マリウポリの20日間」「人間の境界」「ミセス・クルナスvs.ジョージ・W・ブッシュ」「システム・クラッシャー」「悪は存在しない」「ミッシング」「ボブ・マーリー:ONE LOVE」「ありふれた教室」「関心領域」とスゴイのばかり。余力が尽きましたので(今月も)個々の感想は追々。

> 自分が鑑賞したのはシネマスコープサイズでしたのでIMAXで見直したいと思うのですが、もうタイミング的に無理でしょうね。

とか書いた「オッペンハイマー IMAXレーザー版」もどうにか見られました。改めてこれは素晴らしい、というか音響も画の圧も段違いでした。後日ブルーレイで見ても物足りなくなりそう。カラーパート「1. 核分裂(FISSION)」とモノクロパート「2. 核融合(FUSION)」の2つの時系列の混在も、意図が分かった今だとすんなり入ってきました(ノーラン映画2度目鑑賞でよくある話)。そしてロバート・ダウニーJr.、ジェイソン・クラーク、デイン・デハーン、オールデン・エアエンライクらヒーロー映画の常連がこんな役をやるんだ(そういう年回りなんだ)という感慨もさることながら、登場時に誰だっけ?と思いエンドロールで確認してびっくりしたのがトム・コンティとマシュー・モディーン。

今月は更に今日公開の「マッドマックス:フュリオサ」も控えてますし、体が追い付かなくなりそうです。(多分年齢か)
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wさん (90jgv3sq)2024/6/30 04:51削除
ぼやぼやしていましたら、6月ももう終わり。雨は降ったり降らなかったりで、関西方面に豪雨は今のところ無いながらも、ほぼ毎週末になると雨模様。先週は京都競馬場での観戦となった宝塚記念はレース直前で降雨となり、結局は重馬場への巧拙に左右された決着になりました。歴史的にダービー馬は不振に陥るレースとは言え、ドウデュースがあそこまで惨敗してしまうとは存外。それよりもべラジオオペラがソールオリエンスに交わされず2着に粘れば馬連的中でしたが、読みが甘かったです。残念。プレゼンター佐々木蔵之介はドウデュース◎だったので表彰式後の菅原明良騎手とのツーショットでは若干苦笑いしたのが面白かったです。同じ日の「光る君へ」での楽しそうな宣孝を見たら思い出してこちらも苦笑してしまったり。

朝ドラ「虎に翼」はようやく折り返し点。戦後直後から家庭裁判所の立ち上げまでを一月かけてじっくりと展開。第10週「そうです。私は好きでここに戻ってきた。戦争や挫折でいろいろと変わってはしまったけれど、でも私は好きでここに来たんです。それが私なんです」、第11週「国や法、人間が定めたもんはあっという間にひっくり返る。 ひっくり返るもんのために死んじゃならんのだ」、第12週「真っ当な大人はね、一度や二度の失敗で子供の手を離さないの、離せないの」、第13週「いい母なんてならなくていいと思う。自分が幸せじゃなきゃ、だれも幸せになんてできないのよ、きっと」と毎週胸にささるフレーズを思い出すだけでグッと来ます。とどめに淡谷のり子ならぬ茨田りつ子が登場!脚本家の枠を超えた朝ドラ版スターシステムか?そしていよいよ来週には最高裁長官(平田満)の息子が登場という大きな展開が。大河「光る君へ」は越前編が割とすんなりと終わり、まひろが百舌彦からの手紙(の文字)を見て宣孝からの求愛に応じる決意を固めるという大きな節目に。こちらもそろそろ見上愛に成長後の彰子が登場する見込み。JRAのCMの二人はドラマ内で接触する可能性はあるのかどうか。

音楽の話ずっと書いてなかったですが、今年は個人的80年代回顧モードに投入していて、80年代音楽や、80年代になってから(中学高校大学の頃)聞くようになった音楽、例えばジャズやファンク、レゲエ、サルサ、サンバ、ボサノバ、ショーロ、ファド、ジンバブエのムビラ、ガムラン、ベンガルのバウル、インド民謡、中国民族楽団、ブルガリアン・ヴォイス、ザディコ、テックス・メックス、ニューオーリンズR&Bなどを片っ端から聴き直してます。新譜だとBrittany Howard, St.Vincent, Vampire Weekend, Crowded Houseの新作に、ジャズ方面で人気のKamasi WashingtonとJulian Lage, 今年になってから注目しているポルトガルの音楽で、ファドだとCarminhoを始めCristina Branco, Linaに、エレクトリカル系のAna Lua Caianoも面白いです。あと民謡クルセイダーズ同様にモダンに国内民謡を取り上げる音楽がどれも良くて、すずめのティアーズと里アンナ&佐々木俊之はこのところ愛聴しています。後はまだ入手していないけどカーボベルデのNancy Vieira、パキスタン出身NY在住のArooj Aftab、ファドのギタリストBernardo Coutoなども早く聞いてみたいです。

今月の映画はまず「マッドマックス:フュリオサ」をIMAXで鑑賞できたのが大収穫。「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」と「ホールドオーバーズ」も想像以上に感動しました。劇場も盛況でよかったです。邦画は「碁盤斬り」「からかい上手の高木さん」「あんのこと」「朽ちないサクラ」などの話題作をいろいろ。追々とか言って個別感想はなかなか書けてませんが、また追々。
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wさん (90jgv3sq)2024/1/29 00:10 (No.1055907)削除
2024年あけましておめでとうございます

と、もうすぐ2月ですが。元日早々の天変地異に驚愕して、大変な年の幕開けに身震いしております。今年は元日の初詣で近所の氏神様をお参りして、その場で引いた御神籤で凶が出て、悔しいのでもう一度引いたらまた凶が出て、すっかり意気消沈して厄落とし気分でそのまま外食したらスマホに震度6、5分後に震度7のニュースを目にし、何も実害は受けてないにもかかわらずかなり暗い気持ちの年明けだったと思い出します。そんなこんなで、松の内には七福神めぐりや本当の厄除け祈願(前厄)に行ったりしました。令和になって毎年気が休まらないことが相次ぎますがどうにか無事に暮らしていきたいものです。

PCはどうにか復活できましたが、各種アプリや音楽データが復旧できたものの、前回復旧後の過去1年半のメールデータは消失してしまいました。バックアップ大事ですね。クラウドに上げてたら大丈夫だったのだろうか。いろいろ考えてしまいます。

PH『In A Foreign Town / Out Of Water 2023』は先週やっと到着しました。これは歌も演奏もアレンジもほとんど作り直しの様で当時の印象が一新される内容ですね。『Out Of Water(夢見)』はその後も結構愛聴しましたが、前者『In A Foreign Town』は「Sci-Finance Revisited」「Time To Burn」などの重要曲が収められていたのに振り返る頻度が少なく、相対的に印象が薄くなっていたので再会できてよかったです。「Sun City Nightlife」とかも懐かしいです。

このところ昔聞いていた音楽を聴き直すことが多いのですが、最近は高校生の頃に出会った音楽をよく聞いています。Burt Bacharach作品集や、Abdullah Ibrahim(当時はDollar Brand)のピアノソロ、Antonio Carlos JobinやGetz/Gilbertoなどのボサノバ古典、Cartola『Verde Que Te Quero Rosa(愛するマンゲイラ)』やBeth Carvalho『Mundo Melhor(すばらしき世界)』などのサンバ名演、Prahlad Brahmachariのベンガル地方の吟遊詩人音楽バウルの演奏集など。今聞いても色褪せぬどころか、一生聞き続けられるものに若い内に出会えたことに感謝。当時愛聴していた流行り物も未だに楽しめるかどうかも確かめたいですね。Tom Tom ClubとかPigbagとかWas(Not Was)とかGrace JonesとかThe Lounge LizardsとかCulture ClubとかYazooとか。

ドラマは「ブギウギ」は年明けてから戦後編に入ったものの、ひと月かけて遂に愛助さんとの別れまでのカウントダウンに入った感じで、最大の山場となりそう。ブギの女王時代の始まりは来月からですかね。新大河「光る君へ」は当面はすれ違いドラマですが、今回でようやくお互いの正体が判明して次のフェーズに入った模様。花山天皇は花山院や書写山などの兵庫県内の名刹と馴染みあるのでこの先の「光る君へ紀行」も楽しみです。それにしても「知らなくていいコト」「恋する母たち」「和田家の男たち」と近年の大石静ドラマ出演キャストの続々登場で、相関図(?)を作りたくなります。民放もいろいろはじまってますが、取り分けクドカン「不適切にもほどがある!」のぶっ飛ばしぶりに唖然としつつ大満足。満を持して地上波ドラマ初レギュラーの河合優実も素晴らしいハマりぐあいです。

映画ネタなどはまた後程。
ぱとさん (8zex0n2q)2024/1/31 14:54削除
Wさん、こんにちは(もう月末ですね)
元日、2日と天災に事故でひどい年明けになりました。
年末からサグラダファミリアを見に行っていた友人の帰国が1月5日で、羽田の滑走路再開直後の着陸便だということで、いつもは空港が近づくとにこにこして毛布の回収にまわってくるCAたちの顔がはっきりわかるほどこわばりものすごい緊張感が伝わってきたという……
今月は近い親族の一周忌で週末家を空けたり、帰ってきたら家人がコロナに感染したり(家の中で隔離生活を送ってもらいました)、ようやく落ち着きを取り戻したところです。PHの『In A Foreign Town / Out Of Water 2023』はまだ注文しそびれておりこれからですー。
朝ドラ、朝ドラ再放送(まんぷく)、BSでの「ゲゲゲの女房」再放送と新旧朝ドラづくし、その二つに松坂慶子と松下奈緒が共演しているんですね。
「光る君へ」では父の操り人形として利用される道兼(玉置玲央)がなんとなく哀れになってきたり。
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wさん (90jgv3sq)2024/2/1 22:39削除
ぱとさん、こんばんは。早くも2月ですね。震災から1か月。そして朝ドラでは娘の誕生と愛助さんの旅立ちが同日に(涙)。

私の会社でも家族全員コロナ罹患でひと月近く在宅している人が出たりして、また流行ってるなという実感がじわじわ。その一方で世間の外出意欲も復活しているようで、先日は4年ぶりの神戸ルミナリエが再開。ただコロナ前よりだいぶ規模が縮小してしまいまして、来年もちゃんと開催できるか心配です。

> 映画ネタなどはまた後程。

ということで。今年も新年早々話題作続々。

「ショーイング・アップ」は去年ようやく公開された「ファースト・カウ」に続くケリー・ライカートの最新作。これもまたオフビートで不機嫌だけど風通しの良い素敵な映画。鳩が来る時、去る時、ラストシーン等、印象に残る場面が満載。

残念ながらDCEU最終作と言われる「アクアマン/失われた王国」はジェームス・ワンの連投でまたしても快作に。得意のホラー要素の上にワイスピに通じる"ファミリーの絆"要素を上乗せ。MCUのブラックパンサーシリーズに通じる外の世界への広がりを示す幕引きも希望に満ちていて○。

「葬送のカーネーション」はトルコ舞台の(主人公だけが)寡黙な絶景ドラマ。"遺体と旅するロードムービー"というジャンルがあると思うのですが、その中に越境移民の帰郷という難関タスクが織り込まれていて、のんびりしつつも悲壮感が漂います。あと始まりと終わりが祝祭感に覆われていて寓話的。

話題の「ビヨンド・ユートピア 脱北」は圧巻のドキュメンタリー。アニメパートはあるものの再現映像なしというだけのことがある緊迫シーンの釣瓶打ち。2組の脱北者の明暗や、当事者の思惑の不一致などがあり、苛烈な内容ですけど、ありのまま受け止めなければという思いがします。15年前の韓国映画「クロッシング」を思い出しましたが、あれとはまた別種の苦味が残ります。

ランティモス最新作「哀れなるものたち」は、見るまでR18+だと気付かなかったので、そこまでやんのかってシーン続出ですが、フランケンシュタインの怪物が自我を再構築し更新していくドラマは示唆に満ちててとても面白く、この監督の映画にイロニーよりも希望を感じたのは初めて。「籠の中の乙女」を見てなんじゃこりゃとビビったのが12年前、ノーランやデル・トロやヴィルヌーヴを追走するかのように、いつの間にかトップクラス監督群の仲間入りをしたようで、何よりです。

邦画ではアニメ版「映画 窓ぎわのトットちゃん」は評判通りで、「君たちはどう生きるか」「ゴジラ-1.0」「ゲゲゲの謎」「ほかげ」など去年何故か集中した戦中戦後ドラマの掉尾を飾る良作。実写物では「笑いのカイブツ」と「カラオケ行こ!」。奇しくも共に大阪が舞台ですけど、岡山天音も綾野剛も非ネイティブながらも関西人になりきり大奮闘。「おちょやん」「市子」の杉咲花や「ブギウギ」の趣里もですが、皆さんすごいです。

そして「ゴールデンカムイ」はストーリーとキャラ造形が期待以上に原作トレースしてて、大方のファンは多分満足できると思うけど、このペースだと後4~5作続けないと終わらない感じ。さすがにそこまではやらないかと思うとどの辺が削られるかがすでに不安。江渡貝とか姉畑とかの一番ヤバい奴らはカットされるんじゃないかしら。

先週はアカデミー賞ノミネート発表もありました。作品賞候補10作品中、「バービー」「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」「マエストロ:その音楽と愛と」「哀れなるものたち」の4作までは鑑賞済み。表彰式前に劇場公開されるのは「落下の解剖学」だけで、「アメリカン・フィクション」は配信スルー確定のため、「オッペンハイマー」他の残り4作品が見られるのは本番以降に。前哨戦からは「オッペンハイマー」か「哀れなるものたち」が優勢で、ノーランかランティモスのどちらかが受賞するのかという、くらくらする授賞式になりそう。

あといよいよ来週にはキネ旬ベストテン発表もありますね。邦画部門の前哨戦は、報知、日刊、毎日、ブルーリボン賞とばらけているんで、かなりの混戦模様。取りあえず、一応鑑賞済み作品からのベストテン候補予想は以下の通りです。

○邦画
優勢:PERFECT DAYS、福田村事件、せかいのおきく、月、怪物
半々:エゴイスト、市子、花腐し、正欲、ほかげ
微妙:ゴジラ-1.0、君たちはどう生きるか、愛にイナズマ、波紋、ロストケア、春に散る、首

○洋画
優勢:TAR/ター、キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン、枯れ葉、フェイブルマンズ、エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
半々:バービー、イニシェリン島の精霊、別れる決心、小説家の映画、ファースト・カウ
微妙:生きるLIVING、ザ・ホエール、ウーマン・トーキング、アフターサン、熊はいない、ベネデッタ、逆転のトライアングル
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wさん (90jgv3sq)2024/2/3 01:38削除
> あといよいよ来週にはキネ旬ベストテン発表もありますね。
> 一応鑑賞済み作品からのベストテン候補予想は以下の通りです。

などと書いた日には1位がすでに発表されました。気付かず&でもベストテン全体は雑誌発売日まで内緒という。なんでそんな風に小出しにするんですかね。かつては1月上旬には10個ずつ全部発表してたのに。
洋画1位は「TAR/ター」で今年も本命的中。ここ5,6年の洋画は本命がずっと1位or2位という感じで予想しやすいです。邦画1位は「せかいのおきく」。毎日映画コンクール作品賞に続く受賞で、私も3番手評価にしましたが、意外との声は多そうですね。私はこの映画や「福田村事件」「花腐し」「ほかげ」はなんだかキネ旬が好きそうだなという感覚があります。

「哀れなるものたち」感想で書き逃してたことがありまして、(ちょっとネタバレかもですけど)最も印象に残った場面が、中盤にリスボンの街角で女性がファドを弾き語りし、それを聴いた主人公が歌詞もわからないながら涙するという、後で振り返ると重要な転機だったかもしれないと思うシーンがありました。短いシーンですけど私も痺れてしまいまして、私も高校時代に出会って感動した音楽にファドがあったことを思いました。もちろんなんといってもAmalia Rodriguesの多くの名曲が筆頭ですが、ちあきなおみがファドに挑戦した『待夢』という名盤もありまして、その圧倒的な歌唱に感激したことまでフラッシュバックしました。その後もDulce PontesとかMarizaなどの有望な若手歌手に注目した頃もありましたが、最近はご無沙汰で、そうか今の自分にはファドが足りないんだと思った次第です。ちなみに映画で歌われたのは大物歌手Carminhoによる「O Quarto」で、彼女の去年の最新アルバムにも収録されているようです。

最後に「セクシー田中さん」の件ですが、本作を昨秋クールTVドラマの一番の収穫と思っていて、終盤も含めて肯定的に受け入れていた自分としては、本当にどう受け止めたらいいのか何とも言えません。ただただ残念です。
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wさん (90jgv3sq)2024/2/5 23:24削除
> あといよいよ来週にはキネ旬ベストテン発表もありますね。
> 一応鑑賞済み作品からのベストテン候補予想は以下の通りです。

本日キネ旬増刊(月刊誌になったので、今年から増刊での発表に変更)が発売されてベストテンがようやく発表。

邦画は"優勢"5作、"半々"2作、"微妙"2作、候補外1作。
洋画は"優勢"5作、"半々"2作、"微妙"1作、候補外2作。

邦画は「ほかげ」(3位)が思ったよりも高評価だったことと
「正欲」(12位)、「市子」(19位)、「エゴイスト」(22位)が伸び悩んだのが案外でした。
「ゴジラ-1.0」(8位)と「君たちはどう生きるか」(9位)も結構評価された印象。
未見だった「春画先生」(10位)だけが候補から漏れていました。

洋画は1~3番手は予想通りの順位でしたが(「TAR/ター」(1位)、「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(2位)、「枯れ葉」(3位))
4位に「EO イーオー」が来たのは少しどよめきました。カウリスマキと負けないぐらいスコリモフスキも愛されてるなと実感。
8位の「エンパイア・オブ・ライト」もやや意外で、同じ英国系で「生きる LIVING」(11位)より上とは。
「バービー」(13位)と「小説家の映画」(20位)は届かず。「ファースト・カウ」は来年送りだったようです。
なおベスト10中、半分の5作が去年のアカデミー作品賞候補、1作が今年の同作品賞候補、ということでアカデミー賞優勢傾向継続中。

ちなみに2023マイベストに挙げたもので圏外だったのは上述の「市子」の他、
「理想郷」(36位)、「サントメール ある被告」(39位)、「シック・オブ・マイセルフ」(141位)。評価する人が少なすぎ。
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wさん (90jgv3sq)2024/2/29 23:57削除
2月も今日で終わりです。ちょっと前は春かという陽気でしたが最近は寒波が戻ってきたり雨が続いたり、一方で花粉症も始まったり、なんだか体調が簡単に崩れそうな日々。落ち着いた気候になって欲しいものですが。

愛助さん急逝からひと月経った「ブギウギ」ですが、この1ヶ月に渡って「東京ブギウギ」「ジャングル・ブギー」「ヘイヘイブギ」「買物ブギー」とブギの女王時代の代表曲を一週ごとにフィーチャー。ちょうど全盛期な筈だけど、おミネ、タイ子、茨田さん、タナケン、村山トミ、山下さんとの目まぐるしくアレコレがあって順風満帆という訳でないという描写。人生楽じゃないというか。そういえば先週ピーター・バラカンのNHK-FMの放送でも笠置シヅ子が何曲かかかりました。新しい復刻盤が出るのかも。「光る君へ」は直秀の正体がばれてしまい、3人のバランスが大きく崩れることになりそう。このまま道長と源倫子の婚姻に流れ込むのか。予告からはまひろと道長が駆け落ちしてしまうみたいでしたが。花山天皇の退位も近そう。

今月見た映画はよりどりみどりですが、先月の「哀れなるものたち」に負けず劣らず手強い作品が多いです。
ストップ・メイキング・センスにカラー・パープルにビクトル・エリセが並ぶと80年代の夢が舞い戻るかのようです。
「ストップ·メイキング·センス 4Kレストア」は109エキスポシティIMAXレーザーにて奮発した甲斐のある巨大スクリーン&ハイグレード音響での再見。今はこんな素晴らしいリストアができるのですね。80年代初期に最新型だった音楽で未だ古びないのはトーキング・ヘッズとYMOとXTCだけなのかも(暴言)。新しいパンフも読み応えあります。ビクトル・エリセ復活作の「瞳をとじて」は隠遁生活を送った寡作の老作家という主人公はエリセ自身の自画像みたいで、なんだか遺作を見てるかのような気持ちに。アナ・トレントの登場も感慨深い。ミュージカル版「カラーパープル」は同作のメッセージが現代でも十分説得力があることに複雑な気持ちにはなります。

アリ・アスターの「ボーはおそれている」はほとんど冗談のような不条理劇で、こういう「未来世紀ブラジル」や「8 1/2」のような悪夢的イメージは好物なのだけど、3時間は長くて、4幕構成の最終幕の辺りでさすがにしんどくなりました。「オオカミの家」陣営を起用した第3幕のアニメパートは全体から浮いてましたが最も強い印象を残します。「落下の解剖学」は法廷ミステリーからベルイマンやバームバックの如く夫婦の諍いの会話劇へ。後から後から出てくる新事実新証言に翻弄される観客はさながら陪審員の気持ちに。「サントメール」「私がやりました」とこのところフランスからの裁判映画が立て続けなのが気になります。

大作系「マダム・ウェブ」はMARVEL&ソニーのスパイダーマン関連映画だけど、3人の(未来の)女性ヒーローの守護者のドラマ。なんだか「マーベルズ」に対抗してる感もあるけど、続編はあるのかな。予告から敵役のタハール・ラヒムはヴェノムみたいな奴かと思ったら全然違ったです。
去年見逃してたロウ・イエのモノクロ活劇「サタデー・フィクション」も。1941年12月1日からの7日間の上海租界が舞台で、中日仏の三者間の思惑が交錯するエスピオナージ。もう少し話題になってもいいぐらいの出来栄えでした。「ラスト、コーション」も思い出しました。
邦画では話題作を差し置いて見たのは「仮面ライダー555 パラダイス·リゲインド」だけ。ちょうどサンテレビで毎朝再放送してて、巧、真理、草加、海堂、北崎、そして綾野剛演じる澤田の姿が若々しく、もう20年も経つのかと感慨ひとしお。今回は現役俳優だけ(綾野剛はさすがに不在)なので小規模ですけど、死んだ筈の草加と北崎を無理矢理出す大サービスもあるので許します。
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wさん (90jgv3sq)2024/3/28 01:47削除
もう3月も終わりですが、この月はいろんなことがありました。天候不順、桜開花遅れ、紅麹被害、アカデミー賞、センバツ、G1シーズン、今年のナイアガラ記念日などなど。中でも特筆すべきは大谷翔平で、誰もが祝福した結婚発表に始まり、韓国での開幕戦を挟んで、水原通訳電撃解雇までたったの三週間ちょい。目まぐるしいというか乱高下激しすぎというか。あれだけ世界中からオープンに動向を監視されている人からこれほどのサプライズとハレーションが発せられるのかと。この世はまったく計り知れないまでに先が読めません。

アカデミー賞から2週間経過しましたが、当初の見立て通り「オッペンハイマー」VS「哀れなるものたち」の対決ムードも、総合的には「オッペンハイマー」の一人勝ち。ノーランにとうとうアカデミー監督賞が渡ったかという感慨はキュアロンやデル・トロの時と匹敵します。待ちに待った今週末の上映も期待してます。「ゴジラ-1.0」の視覚効果賞受賞も本当に画期的で、ノミネートだけでも凄いぜと思ったのに。思わず春分の日の舞台挨拶中継付き上映も行ってしまいました。ただただ有頂天になって喜びを爆発させる山崎貴の姿に、自分と同世代の屈託の無い映画人に栄誉が輝いたんだという実感が湧いてきました。

センバツは先週月曜から開幕、春分の日は雨予報から中止と思って別予定を入れてたけど雨天決行し、それならと期待した先週末は土日とも雨天中止、という訳で今大会はまだ観戦できてません。今日の宇治山田商6-7中央学院と広陵5-6X青森山田は好ゲームだった様でしたね。大阪桐蔭のブラバンは初戦で猫ミームとか第ゼロ感とかやってくれましたけど今日はどうだったでしょうか。今週末は順調なら準決勝&決勝ですがどうなりますか。今回応援したいと決めていたのは、今年こその報徳学園&大阪桐蔭と、石川県勢の星稜と日本航空石川。健闘の末敗れた日航石川を除いた3校はベスト8に進出。最大2校は準決勝まで残りそうです。なお昨夏の甲子園を席巻した長髪チームでは青森山田と中央学院が残っている模様です。

「ブギウギ」もあと二日。音楽メイン朝ドラとしては「あまちゃん」以来の盛り上がりを見せている感も。ミュージックマガジン最新号の表紙にも福来スズ子のイラストが載っているのは驚きましたが。「羽鳥善一との初対面時("ラッパと娘")は映画「セッション」の怖くない版を目指した」等と語っている脚本の足立紳のインタビューが面白かったです。今日は歌手引退記者会見の回で、なるほど晩年を描かずに終わる方針ですね。朝ドラとしては異例ですが、全盛期をより長く見せてもらえるのは歓迎です。なお水城アユミは美空ひばりよりも江利チエミがモデルっぽいですね。「光る君へ」は遂に道長と逢瀬を重ねる関係となったのに、道長から源倫子との縁談を進めるという話を聞かされ、妾になっても構わないという決心を取り下げてしまうまひろが悲しく、このまま史実に沿うのがわかっているけど心苦しいです。しかしここからどうなれば宣孝の妻という流れになるのかしら。

映画は今月も話題作満載で、先日のアカデミー賞には間に合わなかったが、下手すりゃ視覚効果賞は奪っていったかもしれない「デューン 砂の惑星 Part2」、フェイド=ラウサが出てくるまで大変待たされたり(笑)、二部合計でリンチ版の2.34倍の長尺で描いてくれましたがまだ続きそう。とりあえずリンチ版のスティングと見直し&見比べたいです。音楽映画「リトル・リチャード:アイ・アム・エブリシング」は初見かつ大変貴重な映像だらけで超興奮。50年代Specialtyの名盤は基礎教養として持ってて愛聴してましたが、それより後の歩みはあまり知られず語られずの理由がよくわかり、その天才性や後進への多大な影響に比していかに不運で不遇な存在だったのかも思い知りました。また邦画にも収穫が多く「夜明けのすべて」「52ヘルツのクジラたち」「ゴールド・ボーイ」そして去年公開作の「春画先生」はどれも深く刺さりました。ミニシアター洋画では「コット、はじまりの夏」と「12日の殺人」はいずれも繊細な描写で素晴らしい作品。ようやく劇場公開されたピクサーの「私ときどきレッサーパンダ」も評判通りの良作でした。映画以外では嫁さんのご希望でKing Gnuのライブビューイングも見ましたが、本当に生中継なのかという高編集クオリティで、音響の臨場感と演奏シーンの明瞭さを踏まえると、これからはライブビューイングの選択でも良いのかもって気になりました。

最後に音楽は今年のナイアガラ記念日(3/21)発売の『EACH TIME 40th Anniversary Edition』というCD3枚+Blu-Ray+12inchアナログ2枚+ブックレット+冊子+ポスター+ステッカー+コースターという巨大セットを、他の50周年盤/40周年盤等に目もくれずに購入。死後10年以上経つのにミックス違いかつまだまだ曲順が違うのかという驚愕もさることながら、時代全体が徐々にソフト&メローにシフトしていった1984年頃の気分に一気に舞い戻り、先日の「ストップ・メイキング・センス」IMAXやビクトル・エリセ復活、そしてKarl Wallinger (World Party)の訃報もあって、心はすっかり80年代回顧ムードになりました。それから今年のAndyさんはChris Braideとのコラボ作『Queen Of The Planet Wow!』から。これがまたMcCartneyを思わせるソフト&メローで期待以上に良かったです。
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返信6
でしゃんさん (90gg9nwh)2024/1/26 21:31 (No.1053486)削除
お久しぶりです。10年以上ぶりかと思われますが。。。
なんとか変わらず、いや相当変わってるかもしれませんが、生きております。

馴染みあるミュージシャンたちが次々とこの世を去っていくような時代になりましたね。
80年代組にもその波が迫ってきてますから。

私のほうは、相変わらずの音楽リスナーですが、格別のお気に入り以外のCD等フィジカルメディアは処分してきております。
それでもまだまだ結構な数残ってますが。

ライブは長い間まったく行っておりません。今や以前よく行ってた頃とはチケット代が別物になりました。。。
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wさん (90jgv3sq)2024/1/29 00:55削除
でしゃんさん、お久しぶりです。お元気そうですね。私は生活習慣病に複数項目引っかかってますがどうにかやってます。
ミュージシャンの訃報、続きすぎでつらいです。最近ではチバユウスケには参りました。『The First Slam Dunk』のオープニングに歓喜して、そこから1年後にこんなことになるなんて。
物理メディアはそろそろ処分しようかと思うけど、なかなか踏み切れないですね。墓場まで持っていけないとはわかっているのですが。
私も来日ミュージシャンは全く見に行けてないですが(驚くほどの値段となってますね)、どうにか来月の京都のCrazy Ken Bandは確保できたので楽しみです。
でしゃんさん (90gg9nwh)2024/1/30 22:24削除
wさん、ご無沙汰しすぎました。それにしても長年に渡って書き込みを継続されていて恐れ入ります。不確かな記憶を辿ると、私がちょくちょく書き込みしていたのはせいぜい2004年くらいまでのようなので、実質20年ぶりに近い感覚ですね。輸入盤だと deluxe edition が出るようなスパンです(笑)

実際に観たミュージシャンの死は堪えます。私はTMGEも観てますのでチバユウスケの死は痛いです。そもそもアベフトシがだいぶ前に亡くなってますし。
またJeff Beckも旅立ちました。三大ギタリストでは彼が最後まで残りそうなイメージだったのですが。
さらには、Tom Verlaine、Keith Levene、Genesis P-orridge、Mark Stewart、Andy “Fletch” Fletcher、Andy Rourke といったPunk-NW期の面々にも訃報の波が寄せ始めて、いよいよそういう時代になったかという思いです。
そしてAstrud GilbertoやJane Birkinといった非英語圏の方々。大橋純子やもんたよしのりといった日本の方々も。YMOも残るは細野氏のみ。
一方、The Rolling Stonesは驚異的に元気の良いアルバムを届けてくれました。

聴いてるのは、相変わらずと言いますか、Radioheadの流れでThom Yorkeのソロや先日2ndが出たばかりの The Smile、復活したRide、Slowdiveといったシューゲイザー系、長年聴き続けているアーティストの新譜でDepeche ModeとかMylene Farmer、エレクトロニカやアンビエント系も聴いてます。Brian Enoは精力的に発表してますね。寡作ですがAphex Twinも昨年出ました。新しめ、と言っても10年代以降組でThe WeekndやLana Del Reyとかですね。
CKBは2000年頃に数作聴いてましたが、その後すっかり空白状態になっちゃってます。
ぱとさん (8zex0n2q)2024/1/31 15:09削除
でしゃんさんー!本当にお久しぶりです。
掲示板を転々としながらなんとか続けていられるのも、忘れず見捨てず書き込んでくださる方々のおかげです。
私は配信で音楽を購入することはめったにないのですが、最近はDL販売のみのアーティストも少なくないようですね。SNSでメンバーを募りデータで音源をやりとりしながら新作を発表するスタイルも定着しているようで、去年からXTCのColin MouldingはTOTOのSteve Porcaroと一緒に曲作りをしているそうで、かたちになるのが楽しみです。
平等に年を重ねていくものですから、元気な方にはまだまだ頑張ってもらいたいと勝手な希望を抱いています。
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wさん (90jgv3sq)2024/2/19 00:24削除
> どうにか来月の京都のCrazy Ken Bandは確保できたので楽しみです。

と書いたのでご報告ですが、先週の3連休の京都劇場で観覧してきました。10年ぐらいぶりに見たのでメンバーも少し変わり、『世界』収録曲メインということもあって初めて生で聞く曲が大半で新鮮。なぜか今頃になってTV-CMでもかかり始めている西原商会の歌も演ってました。還暦過ぎの横山剣さんをはじめオーバー50ばかりのメンツに関わらず皆元気ですし演奏力は衰え知らず。更に新ドラマー加入でむしろ若返っている感じも。驚いたのは、横須賀オマージュ(「タイガー&ドラゴン」~「ヨコスカ慕情」~「港のヨーコ…」)に続いて京浜急行沿いヤンキーバンドメドレーという称して TCR横浜銀蝿RS「横須賀Baby」とシャネルズ「ランナウェイ」のメドレー、更に清水健太郎「ツッパリFOREVER」のカバーをやったこと。どういう引き出しなのやら。最近はご当地焼きそばの人として知られるギターの小野瀬さんが「先日の「マツコの知らない世界」見た方いますか?」と喋ると場内喝采。あの番組内で藤沢の古久家に大新と私もかつてよく通った中華屋さんを取り上げたのはびっくりしました。ライブ中に告知してたBS朝日のアルフィー高見沢の番組も面白かったです。アンコールの「観光」の際には「この曲は撮影録画OK」と剣さんが言うので、場内一斉にスマホ動画撮影を開始という珍しい趣向もありました。早くも次のアルバムの録音を開始中とのことで、誠にエネルギッシュで何よりです。どうかいつまでもお無事で。
返信
返信4
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wさん (8zdzx8kj)2023/12/30 23:38 (No.1025555)削除
年末いろいろ、(後ほど)2023年10月~12月に見た映画&2023年ベスト

こんばんは。有馬記念とM-1があったクリスマスイブも過ぎましたが、実はそれより前にまたまたデスクトップPCがクラッシュ!の為に修理してました。ハードディスク交換して戻ってましたが、まだ原状復帰に至らず、スマホから書き込んでます。しかし四年前に買ってから何度目の故障でしょうか。泣けてきますです。

有馬記念は当日になって、武豊再騎乗するドウデュースの復活Vが閃き、どうにかこうにかヒット。2006年のディープインパクト、2017年のキタサンブラックに続いて、クリスマスイブ当日の有馬記念は武豊が三連勝となりました。ジャパンカップの1、2着のイクイノックスとリバティアイランドが共に不在の寂しさはあったものの、この両馬に続いたスターズオンアースとドウデュースとタイトルホルダーがそのまま有馬記念の2、1、3着を独占したことで、イクイノとリバティの価値を更に高めてくれました。

まだまだCDはしつこく買っていて、この秋冬はリリースラッシュで結構目まぐるしかったです。個人的に2000年前後からずっと聞いている日本の「五大"か行"グループ」こと、キリンジ/クレージーケンバンド/くるり/カーネーション/空気公団 が今年は一斉に新作を出してきて嬉しい悲鳴。どれも充実した素晴らしい内容でした。カーネーション『Carousel Circle』は久し振りにXTCを感じるところがあって嬉しかったです。空気公団『景色一空』はサイトからの通販限定で購入しましたが現在は品切れ状態。CDを買うのも難しい時代になってきている様です。これまでになくポップでエモいところが気に入ってます。

ベテランの新作もいろいろ。The Rolling Stones『Hackney Diamonds』を始め、Peter Hammillのセルフリブートより先に届いたPeter Gabrielの2枚組『i/o』は『So』~『Us』頃のムードが甦ってきてとてもよいです。欧州勢ではUnivers Zeroの9年ぶりの『Lueur』とSigur Rosの10年ぶりの『Atta』とMotorpsycho『Yay!』。今年はベルギーの両雄Aksak MaboulとUnivers Zeroが揃って新作を出したのですね。Motorpsychoはここ数年のクリムゾン~サバス路線から離れて2000年頃のSoft Rock~ネオアコ調でかなり愛聴しました。

邦楽だと、無果汁団の3作目『ひなふトーン』は80年代の同時代シーンを思い出させて痛く共感しましたし、民謡クルセイダーズの2作目『日本民謡珍道中』も服部良一&笠置シヅ子と共通する邦楽on洋学マインドが素晴らしい。そういや朝ドラ「ブギウギ」にインスパイアされて、90年代に発掘リリースされたコロムビアCD三枚組シリーズの『服部良一/僕の音楽人生』と『笠置シヅ子/ブギの女王』を何年かぶりに棚の奥から引っ張り出して聞き惚れてます。服部良一のモダンでジャジーで古びぬ楽曲の強さと、笠置シヅ子の猥雑なまでの陽性な声質は屹立した存在だったと思い知らされます。渋谷陽一氏も讃えた服部良一名リメイク集『雪村いづみ/スーパー・ジェネーション』も合わせてチョウ久々に聞き直しましたが、これまたやっぱりスゴい。

映画とかドラマとかの話はまた後ほど。
ぱとさん (8zex0n2q)2023/12/31 15:04削除
Wさん、こんにちは。
PCのクラッシュは本当にいつ起きるかわからないので災難でしたね。
私はいまだにスマホからの書き込みに慣れなくてキーボードがないと心許ないものです。
今年後半は「らんまん」~「ブギウギ」~「ミワさん、なりすます」~「大奥」~「きのう何食べた?」
気分転換に「〇〇(信長、家康、秀吉、三成、光秀 ~ 天下人)のスマホ」を楽しんでいました。
「どうする家康」は二度目の登場北川景子の茶々からしり上がりに面白くなって、炎上する天守の中で「はっ。つまらん国になるで」と(信長が乗り移ったかのよう)吐き捨てるような口調から、「茶々はようやりました」と少女の心を取り戻す場面には目が釘付けでした。
時代劇は「大奥(医療編・幕末編)」も見ごたえがあり、ドラマでは省かれていた江島生島事件なども盛り込み大河にしてくれたら喜んで観たと思います。MVPはなんといっても仲間由紀恵演じる一橋治済の、毒を無理強いされ苦しむ武女を愉悦の表情で見守る怪物ぶりに。
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wさん (8zdzx8kj)2023/12/31 19:19削除
ぱとさん、こんばんは。

> 今年後半は「らんまん」~「ブギウギ」~「ミワさん、なりすます」~「大奥」~「きのう何食べた?」
> 気分転換に「〇〇(信長、家康、秀吉、三成、光秀 ~ 天下人)のスマホ」を楽しんでいました。

NHKドラマは今年も快調でしたね。「ブギウギ」は戦時中真っ只中で翌年に続き、たぶん人生のピークと思われる「ブギの女王」時代まで後少し。音楽人生としてもこれからで、前述の三枚組CDでも「ラッパと娘」「センチメンタル・ダイナ」「アイレ可愛や」はまだ1枚目の前半。ここから先に「ヘイヘイブギー」や各種御当地ブギや最高作だと思う「買物ブギー」など様々なブギが量産されてゆくのですね。しかしここまで結構ハイペースなので、あっという間に歌手業から離れる晩年になるのかなという予感も少々。

「どうする家康」は賛否あるものの、最新研究を反映したであろう家康像としては、これが最適解なのかなというところ。"悪女扱いされない瀬名"というのがまた目新しいというか、その分の無理もあったというか。ドラマ的にリードしてきたのはムロツヨシと北川景子というのは異論無しで、久しぶりにヒールが輝いた大河でもありました。奇しくもよしながふみ原作競演となった「大奥 医療編/幕末編」「きのう何食べた? season2」も楽しかったですね。前者は主役女性陣に負けじと古川雄大と福士蒼汰も印象的でした。後者はジルベール磯村勇斗と、松村北斗からのバトンを上手く引き継いだ坂東龍汰も良かったです。

秋クールの他の連ドラも全体的に好感触。NHKでは「ミワさんなりすます」「ガラパゴス」「デフ・ヴォイス」民放では「セクシー田中さん」「パリピ孔明」「マイ・セカンド・アオハル」「あたりのキッチン!」「時をかけるな、恋人たち」が収穫。「いちばんすきな花」「ゆりあ先生の赤い糸」「コタツがない家」「たとえあなたを忘れても」は途中これは厳しいぞと思う局面はあったものの綺麗に収束させた感じです。

原作がまだまだ終わりそうにない「マイホームヒーロー」は概ね原作第一部までをトレースしてますが、続く映画版で完結させるっぽいので、問題の第二部の残虐展開はすっ飛ばされるかもですね。「下剋上球児」はかつての"H2"や"ルーキーズ"より試合シーンの大幅な向上が見られ満足しましたが、ノンフィクション原作なのに教員免許偽造という実話にない要素を組み込んだことが最後までノイズとなり、リアリティーを大きく損なった点が残念でした。明らかに失敗した「ONE DAY」は三谷幸喜脚本だったら?とか思うことはありますが、鈴木雅之演出(というかウェス・アンダーソン丸出し)が世間から敬遠されてるんじゃないかとも感じます。継続は力なりとは思うのですが。

今月の映画は結構いろいろ見ました。洋画では実話系でリドリー・スコットの「ナポレオン」、ブラッドリー・クーパーがバーンスタインを演じた「マエストロ:その音楽と愛と」、悲劇的事件とその悲壮な裁判を描く「ティル」。他にはオリビア・コールマンとサリー・ホーキンスの二大英国女優が華を添える「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」に、最新型降霊会ホラー「トーク・トゥ・ミー」。ミニシアター系ではトラン・アン・ユンによる19世紀後半フランスの美食ドラマ「ポトフ 美食家と料理人」、ヴィム・ヴェンダースが役所広司演じるトイレ清掃員の毎日を淡々と追い続ける「PERFECT DAYS」、(実は初見の)ケリー・ライカートによるニューシネマを彷彿させる敗北と友情のドラマ「ファースト・カウ」、そしてアキ・カウリスマキのすれ違い続ける男女のラブストーリー「枯れ葉」。邦画では趣里が転落した戦争未亡人を演じる塚本晋也の「ほかげ」と、「ある男」や「罪の声」に通じる壮絶人生が描かれる杉咲花主演の「市子」が素晴らしかったです。アニメでは「ゴジラ-1.0」や「ほかげ」と奇しくもシンクロして戦後日本の闇に触れた「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」も良かったです。「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」も見ましたが、コナンみたいな秘密を持つ人がクレしんみたいな家族旅行先にトラブルに合う話で、テレビアニメとは完全独立した話で進めるのね、と一応納得しました。

では、10月~12月に劇場で見た映画の星取り表を。

◎10月
キリング・オブ・ケネス・チェンバレン ★★★★
コカイン・ベア ★★★☆
熊は、いない ★★★★☆
ルー、パリで生まれた猫 ★★★
イコライザー THE FINAL ★★★★
白鍵と黒鍵の間に ★★★☆
くるりのえいが ★★★★
シック・オブ・マイセルフ ★★★★★
ヨーロッパ新世紀 ★★★★☆
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン ★★★★★

◎11月
月 ★★★☆
愛にイナズマ ★★★★
SISU/シス 不死身の男 ★★★★★
ザ・キラー ★★★★☆
ゴジラ-1.0 ★★★★☆
私がやりました ★★★★
マーベルズ ★★★★
理想郷 ★★★★★
正欲 ★★★★☆
花腐し ★★★☆
さよなら ほやマン ★★★
翔んで埼玉 琵琶湖より愛を込めて ★★★★☆
首 ★★★★

◎12月
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 ★★★★☆
ナポレオン ★★★★
ほかげ ★★★★
ウォンカとチョコレート工場のはじまり ★★★★
マエストロ:その音楽と愛と ★★★★☆
市子 ★★★★★
ティル ★★★★☆
ポトフ 美食家と料理人 ★★★★
劇場版 SPY×FAMILY CODE: White ★★★
PERFECT DAYS ★★★★☆
TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー ★★★☆
ファースト・カウ ★★★★☆
枯れ葉 ★★★★★
W
wさん (8zdzx8kj)2023/12/31 23:34削除
では、今年も紅白を見ながら今年のベスト振り返りです。すとプリ、どうステージに立つんだろと思ったら、チコちゃんみたいな?(違うか)。あのちゃんの「ちゅ、多様性。」衝撃のチェンソーマンから1年経ってまさか紅白で聞けることになるなんて!作詞作曲には元相対性理論の真部脩一が名を連ねていることから実質上は相対性理論の紅白初登場と考えてもいいかな(無理アリ)。

・CD
坂本龍一 / 12
The 3 Clubmen / Aviatrix
Peter Gabriel / i/o
Motorpsycho / Yay!
Meshell Ndegeocello / The Omnichord Real Book
Sparks / The Girl Is Crying in Her Latte
KIRINJI / Steppin' Out
くるり / 感覚は道標
クレイジーケンバンド / 世界
カーネーション / Carousel Circle

坂本龍一は去年から聞き直して、今年それなりの予感と覚悟を抱いて受け止めた新作だったので、個人的にも忘れられない作品となりました。あと今年は、見に行けなかったEXTCの来日や、『GO2&GO+』アナログ、『The Big Express』Steven Wilson Mix、「3D EP」などの相次ぐ複刻リリース、そしてThe 3 Clubmenの1st EPなどがあり、XTCが身近な一年でした。方やPeter Hammillは『In A Foreign Town/Out Of Water 2023』が残念ながら年内に到着せず。VdGG『The Bath Forum Concert』が今年の思い出です。次点は五大か行グループで唯一漏れた空気公団と、無果汁団、Aksak Maboul、Everything But The Girl、The Isley Brothersなど。

・映画
理想郷
TAR/ター
サントメール ある被告
シック・オブ・マイセルフ
別れる決心
市子
枯れ葉
フェイブルマンズ
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

今年前半は「ター」「フェイブルマンズ」「エブエブ」などのアカデミー候補勢など、そもそも高期待値の作品が多かったですが、後半はあまり予断を持たずに視聴して思わず唸ってしまったものに巡り会えた感があり、「サントメール」「シック・オブ・マイセルフ」「理想郷」「市子」などがそれでした。どれもラストシーンの余韻が凄くて「別れる決心」も同じくそんな作品。あとはカウリスマキとスコセッシに感服、という感じですね。次点は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」「Pearl パール」「SISU/シス 不死身の男」「アステロイド・シティ」「オオカミの家」「ソフト/クワイエット」「ファースト・カウ」など。邦画だと「怪物」「波紋」「正欲」「シン仮面ライダー」「ゴジラ-1.0」あたり。

・連続TVドラマ
らんまん
ブラッシュアップライフ
セクシー田中さん
ブギウギ
ミワさんなりすます
大奥
こっち向いてよ向井くん
家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
最高の教師 1年後、私は生徒に■された
日曜の夜ぐらいは...

最近の朝ドラは明らかに高打率で、特に実話ベースだと更に上がりますが、「らんまん」は10年に1度ぐらいのハイレベル作でした。「ブギウギ」も半分終了時点で追従してます。「ミワさん」も「大奥」も「家族だから」も快作で、半分をNHKが占めましたが、残り4作が日テレ系、1作がテレ朝系という意外な内訳。日テレとテレ朝から良作が頻繁してるという実感は確かにありまして、何でだろうと思ってます。次点は「VIVANT」「何曜日に生まれたの」「リバーサルオーケストラ」「パリピ孔明」「おとなりに銀河」など。

クイーン、伊藤蘭、Ado、YOASOBIといった目玉も
終わりまして紅白もいよいよ終盤。「ハッピー☆ブギ」が無いのかよ、がっかり。
それにしても今度の紅白は、旧ジャニーズ勢の不在、よりも氷川きよしの不在がじわじわ響いて来ました。こちらの穴を埋める存在いないんだなあ、と。

ではまた。よいお年を。
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w
wさん (8fmk1zy3)2023/10/5 03:28 (No.926360)削除
10月にもろもろ到着、2023年7月~9月に劇場で見た映画

> 「Popartery」は水曜に、『The Big Express』は木曜に発送連絡が来ました。待ち遠しいです。その後にはくるりの新譜も到着予定。

『The Big Express』2枚組は1日に到着し、「POPARTERY」はくるりの「感覚は道標」と同時に4日に着きました。『BE』は1枚目の2023 Stereo Mixes CDの方ばっかり、というか以前のリマスター版と聞き比べしっぱなしです。クロスフェードがない分だけ曲が長くなるのはいつものことながら、リミックスの印象は今までのこのシリーズで聞いた印象とはまるっきり違っていて、全体的このアルバムのメカニカルで掘りの深い感じが押さえらえて耳に優しい。「Wake Up」のダブルカッティング、「Seagulls」のメロトロン、「This World Over」のベースライン、「Smalltown」の重低音、「I Remenber The Sun」のジャズアレンジ、「Train Running Low」のギターアンサンブルに耳が行きますが、一番違う感じなのは「Blue Overall」のギターのディレイが消えている点。これはマスターに近い音像なのか否か。ということで2枚目の貴重音源集のBlu-Rayの方はまだ聞けてません(そもそもBlu-RayはTVに付いてるドライブでしか再生できないから後回しになりがち)。「POPARTERY」(ロットナンバーとサイン入り)は読んでるだけで音像が頭に浮かびますし、Andyのコメントも面白いです。『BE』のブックレットともども少しずつじっくり読もうと思います。くるりも快作。秋の夜更かしを楽しく過ごせます。前作に続いて初回限定盤を諦めての通常版購入で恐縮です(それでもおまけのピック付き)。

今週スタートの朝ドラ「ブギウギ」はまずまずの立ち上がり。脚本の足立紳は長田育恵に続く大抜擢ですが「拾われた男」で見込まれましたね。水川あさみは「喜劇 愛妻物語」、草彅剛(服部良一!)は「拾われた男」つながりの起用という感じでしょうか。宇野祥平と岡部たかしも引きの強そうな役で楽しみ。そしてNHKに出るんだ妹尾和夫。あとははやり「大奥シーズン2」と「パリピ孔明」は面白いですね。「きのう何食べた?シーズン2」も楽しみです。「マイホームヒーロー」「コタツがない家」「ゆりあ先生の赤い糸」「いちばんすきな花」も期待しています。

ではシーズン変わりましたので、7月~9月に劇場で見た映画の星取り表を。

◎7月
波紋 ★★★★☆
小説家の映画 ★★★★
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル ★★★☆
1秒先の彼 ★★★☆
Pearl パール ★★★★★
CLOSE/クロース ★★★★
サントメール ある被告 ★★★★★
君たちはどう生きるか ★★★★☆
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE ★★★★☆
メグレと若い女の死 ★★★★
幻滅 ★★★★☆
コンサート・フォー・ジョージ ★★★★★
フラメンコの魔性と神秘 ★★★★☆
猫と、とうさん ★★★

◎8月
イノセンツ ★★★★☆
トランスフォーマー/ビースト覚醒 ★★★☆
マイ・エレメント(吹替) ★★★☆
バービー ★★★★☆
ロス・タラントス ~バルセロナ物語~ ★★★★
アウシュヴィッツの生還者 ★★★☆
クライムズ・オブ・ザ・フューチャー ★★★★☆
君は行く先を知らない ★★★★

◎9月
エリザベート1878 ★★★★☆
春に散る ★★★☆
アステロイド・シティ ★★★★★
オオカミの家 ★★★★★
ミステリと言う勿れ ★★★★
私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター ★★★★
ジョン・ウィック:コンセクエンス ★★★★☆
福田村事件 ★★★★☆
w
wさん (8fmk1zy3)2023/10/30 23:58削除
気が付いたら10月も終わり近く、明日にはハロウィーン。この間にイスラエルとパレスチナの紛争が勃発、ジャニーズ記者会見でNGリスト流出大紛糾、劇団員の自死で宝塚宙組公演がたった2日で中止、谷村新司、もんたよしのり、櫻井敦司に財津一郎、犬塚弘、鶴橋康夫、カーラ・ブレイの訃報、一方でNPB日本シリーズはタイガースVSバッファローズの初対決が実現し、ラグビーW杯決勝では激闘の末に南アがNZを一点差で凌いでV2、秋華賞では最強牝馬リバティアイランドが三冠達成し、天覧競馬となった天皇賞(秋)でイクイノックスが世界レコードでG1 5連勝の偉業、とあまりにもいろんなことがあったひと月でした。私は2週間前に毎年恒例となってしまた出雲大社詣でと出雲国神仏20霊場巡拝の満願して参りまして、そのついでに10年以上ぶりに温泉津温泉も行ってきました。久しぶりにガッツのある素晴らしい温泉を堪能しました。その翌週は淀で菊花賞を現地観戦。やっぱり菊花賞と天皇賞(春)は京都競馬場で見るのが至高と実感します。

朝ドラ「ブギウギ」はスタートから快調で楽しく見ていますが、先週の大和さんの退団に続いて今週頭から出生の秘密を知り実母に会う酷展開となってしまい、試練が立て続け過ぎて胸痛し。服部良一ならぬ羽鳥善一との出会いが鈴子に救いをもたらすのかどうか。序盤スローペースだった「どうする家康」は本能寺が終わった途端に、9月に天下統一、10月に秀吉死亡、来週には関ヶ原と急加速。「真田丸」よりもひと月ぐらい早い大坂の陣となりそうな。他のドラマは以前に触れた「コタツがない家」「ゆりあ先生の赤い糸」などどれも期待通りですが、期待以上に面白かったのが「下剋上球児」で、まさか裏テーマが無免許教員だとは思わなかったので妙にハラハラしてしまいます。モンペに徹する小日向文世もなかなか新鮮。木南晴夏に劣らぬ生見愛瑠の快演に目を見張る「セクシー田中さん」も好印象。「ミワさんなりすます」「トクメイ!」「時をかけるな、恋人たち」「ポケットに冒険をつめこんで」「あたりのキッチン!」も面白く、今季もなかなかの充実クールの予感。

映画も充実作が多くて追いつかなくなっています。スコセッシの3時間半映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に譲らぬ強欲ぶりで、間違いなく前作以上の快作。「(依頼人は)J・エドガー・フーヴァー」には笑いました。動物パニック映画と期待させておき、実は脱力犯罪コメディ?だった「コカイン・ベア」も面白かったです。こちらも人は沢山死にますが。ヒーローというより殺人マシーンシリーズ「イコライザーTHE FINAL」は相変わらず無茶苦茶だけどデンゼルとダコタ・ファニングの再会にはグッと来ました。北欧の底意地悪さ充満の「シック・オブ・マイセルフ」も利己主義が突き抜けていて感動的。悲劇的実話「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」やジャファール・パナヒ新作の「熊は、いない」やクリスティアン・ムンジウ新作の「ヨーロッパ新世紀」など、どれもがなんというか「福田村事件」とか「ソフト&クワイエット」とか先の「~フラワームーン」などと通底する分断や不寛容や自己暗示のドラマで、この悲しみの先に人類はどこに向かうのかという気持ちに。邦画は、思ったよりもトリッキーだった「白鍵と黒鍵の間に」と、原点回帰作となった新作アルバム制作の密着ドキュメンタリーながらも「In Your Life」という1曲が完成に至るまでに焦点を絞った「くるりのえいが」しか見られず。岸田繁もすっかり奥田民生や生瀬勝久と遜色ないおっさんぶりやと実感。あとは猫ちゃんが可愛くて可愛くてつらい「ルー、パリで生まれた猫」も。
ぱとさん (8x8buurp)2023/11/6 15:06削除
かなり間があいてしまいましたが、元気にしております。
10月には満を持してのPH来日公演を3日連続で行ってきました。初日は渋谷の美竹サロン、終演後木目の美しいスタインウェイを相棒のようにぽんと叩いてLovely piano!とにこにこしているPeterはいっそう薄くなったものの肩を超えるほど伸ばした白髪でまるで白魔術師のようでした。ライブレポートは宮崎さんのブログで詳細を読めますが、この三日間はオランダ語圏のベルギー人超コレクターご夫妻(その道では有名な人らしいです)も観に来ていました。ライブ一週間前から奥様とお嬢さん二人を帯同し広島をはじめ各地を観光していたそうです。ご家族は三日間とも後方で観ていたそうで、初日のアンコール曲はSleep Nowの子守唄でした。日を追うごとに声が伸び、もうすぐ75歳(ライブ当時)とは思えない声量と熱量でした。家族同伴ということで今回は一切ファンサービスもない代わりに渾身の演奏を聴かせてもらいました。

11月13日は早めに東京入りしてさいたま市漫画観で開催中の魔夜峰央原画展へ。
最初期の単発作品にパタリロやラシャーヌ、「翔んで埼玉」の美しい原稿(修正の跡もムラもない!)を堪能しました。
11月14日は、港の見える丘公園の奥にある神奈川近代文学館へ井伏鱒二没後30ネ年展「アチラコチラデブンガクカタル」を観に。
画家をめざしたこともある少年時代の習作や、『山椒魚』初掲載時と全集収録時の異同、太宰治や林芙美子と交わした書簡(太宰よ……)など盛りだくさんの内容で、
編集委員の絲山秋子さん講演も聴きました。絲山さんは自作にXTCの曲を登場させるほどのファンで、多少やりとりがありましたので
講演の前に少しお時間をいただき世間話をする機会にも恵まれました。

XTCといえば今週土曜日、11月11日は御大70歳の誕生日ですので、あびこBeat-inというライブハウスで「XTC大阪のつどい」というファンイベントがあります。
15時開始、会費2千円+ドリンク500円ですよ。私も行きます。XTC大阪ファンによるトリビュートバンドがBlack Seaを完全再現ライブ。
https://livebarbeatin.jimdofree.com/

直前まで受付していますし、私に連絡していただければ主催に申し込みますよ。いかがですか?
1979年来日公演にも同行したローディーSteve Warren氏も参加するので今回も何か企んでいるらしく、サプライズが期待できそうです。
(今明かされているところによると、Barry AndrewsによるXTC曲のピアノアレンジ初お披露目だそうです)
時差があるためAndyと直接つながることはできなそうですが、事前に何か録っておく予定らしい……

朝ドラと夜ドラ(ブギウギとミワさんなりすます)は楽しく観ています。
鈴子の弟(亀を愛する六郎)が北摂三田高出身とのことで、いま弟が校長しているので訊いてみたんですが、入れ違いだったようで……
大奥も医療編から幕末編へ変わり、原作と史実でその後の流れを知っているものの、映像でどう描かれるのか期待いっぱいです。
w
wさん (8fmk1zy3)2023/11/7 23:58削除
ぱとさん、こんばんは。11月に入り、私もまた一つ歳を取りました。PHおととい75, APもうすぐ70, ほかにもJoni Mitchell 80, Jon Anderson 79, Neil Young 78, Joe Walsh 76, Bonnie Raitt 74, Rickie Lee Jones 69, そしてBill Wyman 87!と偉大な蠍座の先達の皆様も無事に年を重ねた/重ねられる模様で何よりです。

PHレポートありがとうございます。三日間の演奏曲のダブりが一つもないPHも凄いですが(48曲!?)、三連日完走されたぱとさんも素晴らしい。私が最後に生でPHを見たのが15年前ですが、その後も歩みを止めずに驀進し続ける姿勢には本当に頭が下がります。いつまでに無事で居てほしい。

> XTCといえば今週土曜日、11月11日は御大70歳の誕生日ですので、あびこBeat-inというライブハウスで「XTC大阪のつどい」というファンイベントがあります。

このイベントのことは他所でも目にし、Black Seaだし物凄く心惹かれたのですが、生憎先約があるので諦めました。せっかくお誘いいただき嬉しかったのですが残念です(翌週のクレイジーケンバンド神戸公演も断念。。。)。1月のEXTCに続いてどうにもピンポイントで縁がない。でもぱとさんは見に行かれるとのことで安心しました。

> 鈴子の弟(亀を愛する六郎)が北摂三田高出身とのことで、いま弟が校長しているので訊いてみたんですが、入れ違いだったようで……

ダブルでびっくりです!三田市のNo1公立進学校じゃないですか。ぱとさんファミリーがこちらにご縁があったとは。そして朝ドラに超新星登場と思った黒崎煌代くんも!彼が出演する映画「さよなら ほやマン」が急遽ご近所のシネコンでも上映が決まり、MORAHAアフロの人気なのかと思ったら、弟役の黒崎さんの方だったのかと腑に落ちました。急に親近感&興味が湧いてきました>さよなら ほやマン。

タイガース日本一(日本シリーズやっぱり見に行けず)、ブリーダーズカップ(ディープインパクトの子オーギュストロダンV)もありましたが、最も響いたのは「ゴジラ-1.0」ですかね。一作目リメイクという点で共通する「シン・ゴジラ」と対照的なアプローチで攻めた野心作で、あっちがエヴァに寄せたのならこっちは「永遠の0」「アルキメデスの大戦」に寄せたなと思うけれど、それよりも「寄生獣」で見せた山崎貴の冷酷面・無慈悲面が前景に出て来て大満足しました。スピルバーグやノーランへの目配せは少し苦笑しましたけど。
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wさん (8fmk1zy3)2023/11/29 00:59削除
先日のジャパンCはイクイノックスの圧勝Vで、これで今年はG1だけを走って4戦全勝。G1の6連勝はテイエムオペラオーとロードカナロアに続いて史上3頭目。もうこれで引退という話ですが、もしかしたら有馬記念も出てくるか?現状の想定ではジャパンC出走組が出てこないかなり寂しいメンバー構成に成りそうなので、出てほしいです。あとタイガース、バッファローズに続いてヴィッセル神戸も念願のV。今年は兵庫の年でしたね。おめでとうございます。

今月末は能勢にある妙見の森に訪れてきました。月初めにNHK「日本百低山」で妙見山が取り上げられていて、そういえば一度も行ったことが無いから今年の紅葉シーズンに行ってみようと思っていたのですが、今週末にケーブルカーとリフトが廃止となり、それに伴い妙見の森自体も営業終了となることを先日知ったため大慌てで行ってきました。妙見の森フリーパスを買って電車で向かったので、能勢電鉄も初乗車。案の定結構な賑わいでケーブルカー乗り場には大行列。大混雑のケーブルカーで上った先には妙見の森があり、妙見の水という湧き水のほか、バーベキューテラスや足湯が備わったり、キッチンカーが数台営業したりと、紅葉を楽しみつつのんびりできる良いところでした。そこからリフトを上ると妙見山山頂と日蓮宗寺院の能勢妙見山があり、日本百低山でも紹介していた「星嶺」という☆型の巨大建造物がそびえ立っていました。妙見山が日蓮宗というのは知っていたのですが、北極星信仰の聖地だとは番組を見るまで知りませんでした。これだけ立派な観光スポットがあるのに廃止とは勿体無いなとは思いましたが、たぶん賑わうのは桜と紅葉のシーズンだけだろうし、妙見山へは車で行けるようなので、老朽化を考えたら仕方無いですかね。残念ですが。

今月の映画は「ゴジラ-1.0」の他にも邦画を重点的に。磯村勇斗にまたしてもやまゆり園想起作品に挑戦させる「月」と男女双方がアウトサイダーという集大成作品「愛にイナズマ」の石井裕也2作品を皮切りに、朝井リョウらしい群像劇だと見ていたら6人目の人物によりすべてが繋がる一方で分断が顕在化される岸善幸の「正欲」、陰鬱なモノクロ作品ながら回想だけ鮮やかなカラーになる荒井晴彦の「花腐し」、朝ドラの六郎に通じる黒崎煌代の煌めきが光る「さよなら ほやマン」、北野武の戦国版アウトレイジという見立てよりも明らかに金をかけたコントとして振り切ってくる「首」、そして琵琶湖の水止めたる/とびだしとび太/イケズ/ドリルせんのかい/パチパチパンチ/551/都構想/万博などどこまでが全国区でどこまでが関西ローカルか気になるタームが飛び交う「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」。洋画では、中盤で無重力猫ちゃんの大群の出現が見切れた「マーベルズ」の他は、ジョン・ウィックやイコライザーなどの"舐めてた奴が実は~"作品系でもとりわけ不死身力が際立っている「シス 不死身の男」、ストイックなプロフェッショナルの好むBGMが何故だかザ・スミス大会だったフィンチャーの「ザ・キラー」、久々のコメディで楽しませてくれた(でもイザベル・ユペールのらしくなさには驚いた)フランソワ・オゾンの今年3作目「私がやりました」、そして田舎暮らしサスペンスとなる冒頭から中盤以降に主役が交代することでメインテーマが見えてくる「理想郷」など。
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